Mars&Jupiter

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マヌエル・ゴメス・カリージョの交響組曲「フィエスタ・クリオージャ」を聴き、鶴ヶ峰から二俣川まで歩く

2012-09-28 06:24:00 | 古典~現代音楽ブラジル・メキシコ以外の中南米編
昨日は鶴ヶ峰駅から二俣川まで歩きました。
途中聴いたのは1883年生まれのマヌエル・ゴメス・カリージョの作品。
アルゼンチンのサンチャゴ・デル・エストロで生まれた彼は、
幼い時期から聖歌隊に入り、ピアノを学んだあと独学で音楽を学んだ。
アルゼンチン北部で収集した民謡をまとめ、1920年と1923年に出版した。
教育活動にも従事し、1941年ブエノスアイレスに移住したようだ。
交響組曲「フィエスタ・クリオージャ」は1941年に作曲された。
これは1934年に初演されたピアノ曲を、
作曲科自身の手で管弦楽化した作品である。
演奏はガブリエル・カスターニャ指揮、
ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第1曲「喜んで」(アレグロ・ヴィーヴォ-ヴィーヴォ)は、
舞踏的なリズムに乗り、明るい旋律が奏でられていく。
変則的なリズムはアルゼンチン固有なものなのだろうか。
最後はティンパニが鳴り響いて軽快に終わる。
第2曲「悲歌」(アンダンテ-アルモニオーソ-ピュ・アニマート)は、
弦楽器により奏される悲しげな旋律で始まる。
その旋律を弦楽で引き継ぎ、フルートなど木管楽器が絡んで終わる。
第3曲「ハンカチの中の愛」(ヴィーヴォ)は、
舞踏的な旋律が弦楽器で奏され、ワルツ風の短い曲である。
第4曲「常に喜んで」(アレグロ・ヴィーヴォ)は、
第1曲の旋律が再び奏されて始まる。
そして最後にかけ盛り上がって華々しく終わる。
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