昨日もウォーキングを休みました。
今回でストラヴィンスキー編をとりあえず終わりにしたい。
今回取り上げるストラヴィンスキーの作品は、
1947年に作曲されたバレエ音楽「オルフェウス」である。
ギリシア神話「オルフェウスとエウリディケー」を題材とした作品で、
リンカーン・キルスタイン・バレエ協会の委嘱を受けて作曲された。
演奏はイーゴリ・ストラヴィンスキー指揮、コロンビア交響楽団の演奏による。
第一場は、竪琴を模したハープと弦楽器による「オルフェウス」から始まる。
下降する音は冥界へと向かうオルフェウスを表している感じである。
これに続く「エアーとダンス」は軽快な舞踏風の曲で、
独奏ヴァイオリンが活躍し、弦楽器中心に展開されていくが、
フルートやファゴット、金管楽器も絡んでいく。
続く「死の天使の踊り」は、金管楽器とハープ中心に始まり、
弦楽器や木管楽器も交互に現れながら展開されていくが、
弦楽器は神秘的な雰囲気を感じさせ、トランペットの音が鳴り響いて終わる。
最後の「間奏曲」は、前の部分を引き継いでいくが、
弦楽器を中心にゆったりと進行し、木管楽器も絡んで、
2つの音型を執拗に繰り返して次の第二場に移る。
第二場は「復讐の女神」は、速い旋律が弦楽器などによって奏され、
フルートなど木管楽器や金管楽器も絡み、徐々に躍動的な音楽となる。
最後は同じ音型をオスティナート風に繰り返して終わる。
続く「エアーとダンス」ハープの音に木管楽器が絡んで始まり、
弦楽器がやがて入り、短い「間奏曲」を経て、
「エアーとダンス」の旋律が繰り返されて静かに終わる。
次の「パ・ダクシオン」は弦楽器中心に始まり、やがて木管楽器が絡む。
弦楽器のオスティナート風の旋律にトランペットが絡んでいく。
続く「パ・ド・ドゥ」は、独奏チェロの歌うような旋律に始まり、
弦楽器全体で絡んでいき、徐々に盛り上がりを見せ、
その後木管楽器が絡んで、おだかな感じで終わる。
「間奏曲」は金管楽器と弦楽器が対話するようにして始まり、
木管楽器も絡んですぐに終わり、次の「パ・ダクシオン」に入る。
軽快でリズミカルな旋律が弦楽器と木管楽器により奏でられ、
そして金管楽器も加わり、荒々しくなりクライマックスを築く。
やがて静まり金管楽器のみとなり、静かに終わる。
第三場オルフェウスのアポセオシスは、
第一場冒頭の下降する旋律がハープによって示され、
金管楽器が絡みながら、空虚さを思わせる感じで続き、
最後弦楽器も加わって穏やかに終わる。
なお、今回までとりあげたストラヴィンスキー編のCD等の情報は、
以下のアドレスの各分野のところで赤字NEWで示してあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/composer_home.html
参考にしていただければ幸いです。
今回でストラヴィンスキー編をとりあえず終わりにしたい。
今回取り上げるストラヴィンスキーの作品は、
1947年に作曲されたバレエ音楽「オルフェウス」である。
ギリシア神話「オルフェウスとエウリディケー」を題材とした作品で、
リンカーン・キルスタイン・バレエ協会の委嘱を受けて作曲された。
演奏はイーゴリ・ストラヴィンスキー指揮、コロンビア交響楽団の演奏による。
第一場は、竪琴を模したハープと弦楽器による「オルフェウス」から始まる。
下降する音は冥界へと向かうオルフェウスを表している感じである。
これに続く「エアーとダンス」は軽快な舞踏風の曲で、
独奏ヴァイオリンが活躍し、弦楽器中心に展開されていくが、
フルートやファゴット、金管楽器も絡んでいく。
続く「死の天使の踊り」は、金管楽器とハープ中心に始まり、
弦楽器や木管楽器も交互に現れながら展開されていくが、
弦楽器は神秘的な雰囲気を感じさせ、トランペットの音が鳴り響いて終わる。
最後の「間奏曲」は、前の部分を引き継いでいくが、
弦楽器を中心にゆったりと進行し、木管楽器も絡んで、
2つの音型を執拗に繰り返して次の第二場に移る。
第二場は「復讐の女神」は、速い旋律が弦楽器などによって奏され、
フルートなど木管楽器や金管楽器も絡み、徐々に躍動的な音楽となる。
最後は同じ音型をオスティナート風に繰り返して終わる。
続く「エアーとダンス」ハープの音に木管楽器が絡んで始まり、
弦楽器がやがて入り、短い「間奏曲」を経て、
「エアーとダンス」の旋律が繰り返されて静かに終わる。
次の「パ・ダクシオン」は弦楽器中心に始まり、やがて木管楽器が絡む。
弦楽器のオスティナート風の旋律にトランペットが絡んでいく。
続く「パ・ド・ドゥ」は、独奏チェロの歌うような旋律に始まり、
弦楽器全体で絡んでいき、徐々に盛り上がりを見せ、
その後木管楽器が絡んで、おだかな感じで終わる。
「間奏曲」は金管楽器と弦楽器が対話するようにして始まり、
木管楽器も絡んですぐに終わり、次の「パ・ダクシオン」に入る。
軽快でリズミカルな旋律が弦楽器と木管楽器により奏でられ、
そして金管楽器も加わり、荒々しくなりクライマックスを築く。
やがて静まり金管楽器のみとなり、静かに終わる。
第三場オルフェウスのアポセオシスは、
第一場冒頭の下降する旋律がハープによって示され、
金管楽器が絡みながら、空虚さを思わせる感じで続き、
最後弦楽器も加わって穏やかに終わる。
なお、今回までとりあげたストラヴィンスキー編のCD等の情報は、
以下のアドレスの各分野のところで赤字NEWで示してあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/composer_home.html
参考にしていただければ幸いです。