そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

支援国の疲れそれにトランプの登場(もしトラ)にプーチンの暗躍、憔悴するウクライナ兵たちに明日はあるのか

2024-02-23 | 国際・政治

もう二年になるロシアのウクライナ侵略である。西側メディアは、願望を込めた報道に偏るが、急遽募った軍隊の弱みである。ウクライナの戦果ばかりが報道され、ロシアの行き詰った戦況と被害ばかりが報道される。
いつ頃ロシア敗北するのか、いつになればウクライナ領から撤退するのかが興味がそこに集中していると言っても過言ではなかった。少なくとも多くの西側の国々の一般人は。
ところがいつまで経っても、西側が新しい兵器を次々と起こり込んでも、ロシアは敗北撤退をしてもやがて取り戻している。反転攻勢が始まったぞ、ロシアもこれまでかと思わせた、秋の話はもう誰の記憶に残っていない。早い話が硬直状態になっているといえる。

これに対してプーチンは意気軒昂である。ロシアは砲弾不足になると言われていたが、北朝鮮にイランが数千発づつ提供している。大統領選挙も反プーチン派の立候補は抑えこんだし、なによりも反体制派の象徴ナワヌルイを殺害できたし、国外逃亡者には亡命戦闘機パイロットの殺害を見せつけることも出来た。
プーチンにとって最大の朗報はもしトラである。トランプが民主党の圧倒的支持を受けて大統領選に出てくる。高齢のバイデンしかいない民主党はトランプに圧倒される。トランプは、「ウクライナに出す金などない。NATOを脱退する」と明言している。
プーチンが泣いて喜びそうな言葉を並べたトランプが、少なくともバイデンが出てくればおそらく大統領選に勝利するであろう。
人類はロシアのような不条理な殺戮行為、侵略行為を諫めるために、法律を作り国家間で協定や条約を結び、国連を作ったはずであるが、どれも機能していない。ロシアだけではない。イスラエルやそれを支持するアメリカや民族や宗教への非人道的行為を繰り返す中国など枚挙に暇がない。正義が必ず勝利するのはドラマの中でのことである。少なくとも暴力によって、彼らを押さえることはできはしない。

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