そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

典型的な自民党政治の金を配る甘利明

2024-02-17 | 岸田文雄

典型的な贈収賄事件とであると言われた、大臣室で現金1300万円を受け取った甘利明は、黒川弘務検事に救われ無罪放免になった。黒川弘務はこのご褒美に異例の定年延長を受け、検事総長になることになっていたが、自身の賭け麻雀が発覚し安倍晋三の庇護も敵わなかった。
甘利明は罪悪感が多少ともあったのか、意味不明の詐病で一年も行方不明になって、人前に出てこなくなった。その後安倍晋三の指名で幹事長にに就いたが、その間の説明を放棄し過去は知らぬはんべぇを通した。しかし何と自民党幹事長になった選挙直前の2021年10月から、たった40日間で甘利は自民党の政策活動費を3億8千万円使っていたことが分かった。
何に使ったのかと問われ、岸田文雄は「党勢拡大に使った」と述べている。夜も日も通して、1時間45万円使ったことになる。それでも岸田は適切に使っていると認識しているそうな。政策活動費は何の説明もいらないとばかりである。
ところが甘利明は自民党幹事長として、全国の自民党公認候補者を巡り、100万円の札束を、候補者とその周辺に配りまくっていたとのことである。領収書もなく証言もままならないが、明らかに公職選挙法違反である。
中國新聞のスクープは宮城選挙区の愛知治郎応援に訪れ、甘利明は、「はい、これ。お役立てください」と、クリアファイルを選挙員に渡した。中には A4判の茶封筒が挟まって、中には100万円の現金が入っていたというのである。こうした証言はいくつかするっ人が出てきている。 
この時の選挙で、全国に金をばら撒いた甘利は、小選挙区で敗北落選している。やっと比例区で何とか議席を貰ったのであるが、現職幹事長の落選は自民党結党以来初めてのことである。この後辞任に追い込まれた。
甘利明は第二次安倍政権発足当時、安倍晋三、麻生太郎と共に、3Aともてはやされた男である。その驕りと傲慢さが今でもあるのだろう。金の管理には杜撰で、現ナマ好きの男である。
安倍政権下初期に、下村博文と甘利明は裏でないやっているか分からない。幾度も挙げられながらも、無罪放免を繰り返している。
自民党は多額の政党助成金に加えて、パーティ券収入と更にその裏金、そして官房機密費と、金が有り余るバブル状態である。しかも、報告不要の政策活動費という闇の項目、毎月100万円の意味不明の掴み金「旧文書通信交通滞在費」など、国会議員はバブル状態にある。
それでも、「政治には金がかかる」と呪文のようにい続けるのか。

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