そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

今日は多喜二に命日、未だに反体制者を殺害する権力者

2024-02-20 | 国際・政治
今日は小林多喜二の命日である。逮捕されたその日に惨殺された。スパイによる内通で、捕まり拷問を受けてその日に死亡している。下半身は倍以上に腫れ上がりあちこち骨折していた。

以下は知人倉田稔の文章である。(注:残忍な文書なので飛ばしても良い)
「前歯は折れてる、首には細引きの跡、左のコメカミにはね、何でなぐったか十円硬貨ぐらいの傷あとがある。それから裸にしたところがね、身体中傷だらけで、オマケに腹の下から腿全体が紫色にふくれあがって、それがね、ふつうの人間の倍くらいあるんですよ。よく見ると、その両腿もには、釘か錐を打ちこんだような穴の跡が十五、六もあって、そこは皮が破けて青黒い肉がむきだしているんですよ。それで立会いの安田徳太郎博士が『これでは腸も膀胱も破けてますよ。腹の中は出血でいっぱいでしょう』と言ったんです。で、睾丸も、陰茎もね、普通の人の三倍くらい脹れあがって、やっぱり内出血で紫色になってるんです。指もね、人差し指が逆にヘシ折られてね、指の背中が手の甲へつくんですよ。」
翌日警察は死亡は「心臓麻痺」であると発表した。上の写真は私が一番好きな、多喜二の写真である。

今またロシアでは、ロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が2月16日に極寒の牢獄で殺害された。
人間は何時までこんな、残忍で非人道的なことを続けるのか。
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