『「半島(朝鮮)は男性器、島(日本)は女性器」だから、女は男にすべてを捧げなければならない。』とは文鮮明の言葉(天聖録)である。『そして韓民族は世界最高の民族であって、やがて世界はわが民族に収斂する。』とまで述べている。
最初の言葉であるが、淫靡で卑猥な表現であるが前世紀の遺物”男尊女卑”の思想である。侵略国家日本は夫の韓国にすべてを支えなければならない。国の犯した犯罪行為の保障を、宗教団体が受ける権利があるとは思えない。
後半の民族思想は、世界各地・各国にあり珍しくはない。我が民族は世界で最も優秀な民族であると、国民・民族を鼓舞する。その目的の多くは国民の高揚、愛国心の鼓舞で、多民族への排他的行為、侵略思想の礎となるものである。
統一教会の核となる考え方が、安倍晋三など日本会議の国粋主義者たちの思想と相いれる物とは到底思えない。日本会議は、在日韓国人たちを国に帰ろとヘイトし、慰安婦問題では不事実を貫き通して、まるで嫌韓の権化のように振舞う。そうした傾向は、安倍晋三が政権について一層激しくなっている。
安倍晋三は北朝鮮に対してはもっと激しく敵国政策を維持した。2017年9月には国連で、北朝鮮制裁だけについてほぼ誰もいなくなった会場で延々と異例の演説をし、対話の不用と強力な制裁を世界各国が取り組むように呼びかけた。
統一教会の創始者の文鮮明は北朝鮮の出身であり、献金をしたのであるかもしれないが、金日成と写真に収まっている。
安倍晋三は統一教会の広告塔より数段高い支援者として、機関誌の表紙を数度に渡り飾っていたり、ビデオメッセージを信者集会に送り会を褒めちぎっている。
安倍晋三は統一教会票を仕切る立場にあった。選挙が近くなるとその配分を単独で行っていたと議員からの証言もある。
安倍晋三が何故これほどまで、自信の主義主張と対峙するカルト教団に肩入れするのか通常の神経ではとても理解することができない。しかし、文鮮明と昵懇の岸信介の孫の安倍晋三なら、そんな事など意に介さないだろうとは思われる。
所詮、安倍晋三の主義主張や思想などは、根拠も不明の軽佻浮薄で深い思慮などあるわけない。
安倍晋三の国葬に反対する。