安倍晋三が銃殺されたことを何も問うことなく、岸田文雄総理は早々と国葬すると決めたてしまった。理由や法的根拠すら後付けである。吉田茂でさえ、国葬に自民党内で大いに論議もあったが、自民党葬という側面を持たせて、費用も名目的にも一部負担することにしている。
おまけに安倍の配下の下村博文が、統一教会の名称変更をさせたために、統一教会は思う存分に霊感商法を発揮し金を信者から吸い上げることができた。山上効果もあって、統一教会の悪行の数々を報道が暴いてくれるようになった。
統一教会と言えば、合同結婚式である。これは信者同士を教祖が結びつけるものだと思っていたが、可成り実情は違っていた。報道特集が韓国に行った花嫁を取材していた。
それによると、女性は日本の高学歴者の女性である。男性は結婚できなかった適齢期を過ぎた多くは農村の男性である。一般の公募で集めた男性で、信者でもなんでもない。侵略した日本の女性は、韓国に献身的に尽くさねばならないというのである。女性は140万円持ってこなければならない。
人権侵害もいいところである。おまけに韓国への国家賠償を個人でやれと言うのである。普段は国粋主義者を装う安倍晋三が、このような団体を支援した意味が解らない。安倍晋三がいかに無知であったかが判るというものである。
教祖の言葉を集めた本を400万円とかで買わされるし、壺や印鑑など市価の100倍で売りつける。
統一教会はカルト教団ではない。そもそも宗教団体でもない。多くの事業を展開する、単なる金儲け団体を、宗教団体に指定し無税にすることが間違いである。経営内容も把握できていない。
安倍晋三の虚偽の功績賞賛もさることながら、統一教会の霊感商法と韓国民族の優位性、世界の中心になるというナショナリズムが明らかになった。
日本政界に巧みに入り込んだ統一教会を、懸命に擁護に走る自民党であるが、安倍晋三の国葬は彼らにとっての勝利でもある。
安倍晋三の国葬に反対する。