そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

何とも傲慢な麻生太郎、謙虚という言葉がこの男に感じられない

2020-07-23 | 森友・加計問題

元財務省近畿財務局職員赤木俊夫さんが、公文書改ざん指示に従った自分の罪の意識から自ら命を絶った。奥さんはそのこと、事実が知りたいと訴訟を行っている。
1昨日の記者会見で、奥さんは、「ご冥福を祈るという大臣の言葉より、再ちゅおさをするという言葉を聞きたかった」と言っているがと質問されて、麻生太郎は「再調査の意味が解らない」と回答している。公文書改竄の事実があり、国有地がほぼ無料で払い下げられた犯罪行為の検証をしないというのである。元財務省近畿財務局職員赤木俊夫赤木夫人の訴訟の理由に、二度とこのようなことが起きないようにということもあるが、これでは再発が生じて当然ということになろう。
改ざんに係わった部署に残っていたのは、赤木俊夫氏だけである。残りの改ざん隠ぺい作業をした人、指示した人たちは、全て残らず栄転してどこかに行ってしまった。ノンキャリアの赤木俊夫氏は自分一人で罪を背負うことになるとのジレンマもあったと思われる。世論調査では、82.7%の人が再調査の必要性を感じている。
麻生太郎が事件に蓋をしていると誰もが思うであろう。麻生太郎自身も、「なんで改ざんしたのかわからない、それが解れば苦労はない」ととぼけた姿勢を見せていた。
会計検査員も入っているから第三者機関と同じだと、麻生太郎は主張するが、自画自賛以外の何物でもない。下品な男である。
政権に忖度する議員と職員官僚で周辺を固めたなら、内部調査も第三者も変わるものでない。司法まで忖度しなければ生き残れない。
所で日本の国会議員は、衆議院議員が465名、参議院議員が248名であるが、いまだに新型コロナ感染者がゼロである。世界を見渡しても異常なことといえる。多人数の前に立つのが仕事の国会議員先生たちである。タクシーでの登庁議員も少なくないようだが、日本の議員は余程国民から離れた存在なのであろう。
そういえば、麻生太郎は新聞は読まない。読むのは漫画だけであると言って憚らない。国会議員の質の低下の典型は感染者数とどのような関係にあるのか。単にバカは風邪ひかないというのであればいいが。
コメント (2)
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