そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

8000万枚ものチンチクリンの布マスクをまた配る

2020-07-28 | 安倍晋三

記者会見はやらず国会にも出席もなく、トンずら中である。理由は簡単である。桜を見る会の違法性等と、自らが強くかかわっていた河井夫妻の逮捕時に、「責任を痛感している」と壊れたレコードのような言葉を吐いた記者会見以来、ぷっつりと雲隠れ状態となっている。
しかし、ぶら下がりはやってはいる。記者が聞くことに好きなとこだけ、たったままで通りすがりにやるのが、ぶら下がりといわれるものである。朝日新聞によれば、このぶら下がりに首相にマイクを向けるのは、新人の記者駆け出しがやることになっているの事である。安倍晋三が嘘を言ってもほとんど咎める記者がいないのはそのためである。誤認識や虚言を簡単に政策選択の理由にするのはそのためである。
多鳥羽アベノマスクである。私は返却したが、遅配もいいところで、マスクがすっかり足りてからの配布になったことに加えて、布マスクでチンチクリンで誰も使わない。なのに、アベノマスクは有効なコロナ対策だったと閣議決定している。驚きを通り越して、あきれたるばかりである。さらに驚いたのが、これをまたぞろ、国民に配布するというものである。介護施設や保育所に向けて、8千万枚配布する。介護の現場はもっと別のものが欲しいと訴えている。いまだに現場では配布された布マスクは使用しないでいるところが多くあるという。
安倍晋三は、やるべきことはやらずやったことは全て時間がかかり、どれもこれもが後手後手でしかもピント外れである。30万円配るといってはみたが、突如決まった補正予算を組みかえて、10万円配ると言っては見たが、遅れることこの上ない。更には唐突に小中学生を休校にさせたかともえば、マスクを配るというのである。どれもこれらの意思決定がいつどこで誰が何のために決定したか全くわからない。
さらに専門家にお聞きしたなどと言うが、PCR検査G遅々として進んでいない。この政権は、金を配る事業に執心であるが、医療体制を指示する金は極端に少ない。GoToキャンペーンに使う金のほんの一部でも医療機関にでも回す、融通はこの政権は持たない。

コメント (1)
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