田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

マイマイ新子と千年の魔法

2012年05月12日 18時15分33秒 | 日記

 

 高樹のぶ子の自伝的小説をアニメ化した映画。昭和30年代の山口・防府を舞台に、二人の少女の健やかな成長をまっすぐに描く。片渕須直監督は「子供と世の中の接点に”死”を置く原作の構成にひかれた」と話す。


 この映画、あんまり評判がよかったので録画してありました。高樹のぶ子さんはわりと好きで、映画は「透光の樹」しか見てないですけど、わりとよかった印象です。確か秋吉久美子さんと永島敏行さんだったと記憶しています。

さて、この作品です。アニメで子供が主人公の割には話の展開がシビアなところがあり、時々「えっ」と思いました。もともと子供向けではないということなんでしょうね。

自伝らしいですけど、ほんとに子供だけで「仇取り(?)」なんかに乗りこんだのかなぁ、大人の店に。もしそうなら、すごいですね!びっくりします。

個人的には、改めて、この手の作品はやっぱり苦手だなぁ、という意識を持ちました。

子供同士で遊び、成長したという原体験がないんです。基本的に幸せではない子供時代だったために、「スタンド・バイ・ミー」系統のお話には共感することができない、懐かしむことができない。それはわかっていたはずなのに、やっぱりあまりの評判に負けて、もっと違うことを期待してしまった・・・。

こういう作品が理解できない自分が悲しくて落ち込みます。なんだかとっても情けない。

ともかく、作品自体はいいはずです。普通に子供時代を過ごされた方にはお勧めします。

コメント
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