小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

ヒビが問題なのは神経の「ない」歯の場合です

2013-11-26 06:04:00 | 歯のヒビ

歯のヒビに関してはここからが本題です。

 

 

神経を取った歯にヒビが入った場合、特に歯の根の部分に

ヒビが入っている場合が問題になります。

 

 

歯の根までヒビが入っていなければ、通常の「差し歯」の

治療を行うことによってヒビが広がるのを防ぐことができます。

(本当は「差し歯」という治療は現在では行っていないのです

が、イメージとしてはわかりやすいのでこの言葉を使いました。)

 

 

問題は歯の根にヒビが入っている場合です。

 

 

これは歯の生死にかかわる問題です。

 

 

具体的には抜歯を前提にせざるを得ないということです。

 

 

歯の根に入ったヒビのところに細菌が入り込むと

 

歯ぐきが腫れる

噛むと痛い

歯がぐらぐらする

歯周病が進行する

 

などの症状が起こります。

 

 

 

また、ヒビが進行して最後には歯が割れてしまうこともあります。

 

 

いずれにせよ、こういう症状が現れると抜歯を検討しなければ

ならなくなります。

 

 

症状が出る前にヒビの部分を処置することが大切ですし、症状が

出ればそれを解決してからヒビの処置をしなければなりません。

 

 

とても難しい治療となります。

 

 

様々なパターンがありますが、順を追ってお話ししましょう。

 

 

         

小幡歯科医院

http://www.obatadc.sakura.ne.jp/

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