咬み合わせがずれている人がいます。
実際には、現代人で咬み合わせがずれていない人を探す方が困難でしょう。
多くの人が、咬み合わせがずれている状態です。
咬み合わせがずれているというのは、歯を咬み合わせる位置と顎が動く位置が少しずれている状態です。
したがって、本来の咬み方ができていないことになります。
ずれは徐々に生じていくので、本人は咬み合わせがずれていることに気がつかないことがほとんどです。
咬み合わせのずれは姿勢が悪かったり、食事を左右均等に咬んでいなかったり、そして顎をずらした状態で歯ぎしりや食いしばりをすることによって生じます。
咬み合わせのずれを解消するには
日頃顎を安静にすること
http://www.obatadc.sakura.ne.jp/parafunction.html
歩いて姿勢を正すこと
http://blog.goo.ne.jp/obatadc/e/bada66af1b21304c0748f8a6464441d6
を推奨してきました。
そして現在、あいうべ体操が咬み合わせのずれを改善するのに有効ではないかと考えています。
あいうべ体操の左右均等で大きく顎を動かすことが、咬み合わせと顎の動きが連動することにつながると想像しています。
咬み合わせのずれは一朝一夕には改善しません。
場合によっては、歯科医院で歯を削ったり歯の形を変える治療を行って、咬み合わせのずれを補正することになります。
自力で咬み合わせを改善させるためにもあいうべ体操を試してみて下さい。
小幡歯科医院