タンパク質摂取の大切さをずっと強調しています。
今回は歯ぐきの話ですが、これもタンパク質が関連します。
歯ぐきの60%はコラーゲンでできています。
要は歯ぐきも「皮」なので、お肌のお話と同じになります。
歯ぐきのコラーゲンがダメージを受ければ、歯ぐきの調子が悪くなり
歯周病に対する抵抗力も落ちることは想像できると思います。
コラーゲンは組織を補強するタンパク質ですから、タンパク質を
しっかり摂ることがそのケアに必要になります。
なお、コラーゲンが豊富な食べ物がそのままコラーゲンになるという
イメージがありますが実際は違います。
コラーゲンは体の中でアミノ酸から合成されます。
どんなタンパク質も一度体の中でアミノ酸に分解されてから再び
タンパク質になるので、コラーゲンがそのままコラーゲンになる
わけではありません。
コラーゲンを意識するのもよいですが、いろいろな種類のタンパク質
をまんべんなく食べることが大切です。