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(旧)小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

食いしばりの治療薬

2009-03-18 09:37:00 | 歯ぎしり、食いしばり

            

                       

人間は、いざという時歯を食いしばります。

           

またストレスがたまると歯を食いしばることがあります。

               

「食いしばり」には集中力を高めたり、ストレスを解消するという効果があります。

               

ですから、食いしばるということは体にいいことです。

                   

            

ですが、食いしばることは歯や歯ぐきや顎にとっては悪いことです。

                 

ですから、歯科医は患者さんが食いしばらないように一生懸命努力します。

(食いしばることを減らそうとしているのは、医者の中で歯医者だけです。)

                  

           

そして食いしばりを薬で減らそうという治療もあります。

                

具体的には、「精神安定剤」や「筋弛緩薬」を使用します。

             

精神の興奮を抑えたり、筋肉の緊張を和らげることによって食いしばりの悪影響を

なくそうという治療です。

               

こういう治療は大学病院や大きい病院で行っている治療で、一般の開業医では

行っていないのが現状です。


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食いしばり

2009-01-13 09:51:00 | 歯ぎしり、食いしばり

           

                

最近のブログの検索ワード順位ですが、「食いしばり」がトップになっています。

                 

食いしばりで調べている方が多いからなのか、このブログで食いしばりの内容が

多いからなのか。

                     

実際、「歯ぎしり、食いしばり」がかなり歯の状態に悪影響を与えると考えてい

ます。

                

歯ぎしりや食いしばりをしなければ歯が大きく悪くなることはない、とまで

考えています。

                  

私が大学を卒業した15年前には、歯科界で歯ぎしりや食いしばりの悪影響が

さかんに言われていました。

                

最近は論文を読んでも当時ほどは強調されていないように思えます。

                 

おそらくインプラントによって歯が悪くなるのを食い止めることができるように

なったことが理由の一つにあると思われます。

              

が、インプラント治療を成功させるためにも「歯ぎしり、食いしばり」対策は重要

です。   

                

歯ぎしり、食いしばりとの闘いはなかなか終わりません。

             

             

小幡歯科医院

http://www.obatadc.sakura.ne.jp/


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舌に歯型がつく

2008-12-08 09:59:00 | 歯ぎしり、食いしばり

          

                       

「舌に歯の跡」ができている方の検索がありました。

                  

舌に歯の跡が付く原因は食いしばりです。

               

歯を食いしばる時に口を閉じたまま息を吸うと、舌が歯の内側に圧接されます。

              

これを繰り返すことによって舌に歯型がつくようになります。

                      

              

舌に歯型がついていても問題はありません。

                

症状が出るとすると、ヒリヒリ傷んだり口内炎になります。

              

食いしばりをすることが減れば歯型がなくなっていきます。

               

舌にできた歯型は「食いしばり」のバロメーターになります。

         

             

小幡歯科医院

http://www.obatadc.sakura.ne.jp/

                     


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食いしばり 虫歯

2008-11-15 09:48:00 | 歯ぎしり、食いしばり

         

                              

「食いしばり 虫歯」での検索がありました。

                

食いしばることと虫歯ができることは関係がないように思えます。

                   

が、食いしばることによって歯が欠けてそこから虫歯になってしまうことがあるの

です。

           

               

1回や2回食いしばっただけでは歯は欠けません。

           

また、欠けるといっても大きく欠けるわけでもありません。

                

毎日毎日の積み重ねによって、目に見えないくらい小さく欠けていきます。

                        

その部分に虫歯菌が入り込むと虫歯になります。

                          

食いしばりが原因の虫歯はもともと磨きやすいところにできるので、甘い

ものの食べ方をコントロールしてよくブラッシングするだけで防ぐことが

できます。


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自己暗示療法

2008-08-27 10:00:00 | 歯ぎしり、食いしばり

         

             

「歯ぎしり 食いしばり 自己暗示療法」で検索している方がいらっしゃいました。

           

歯ぎしりや食いしばりによって生じる顎周りの問題は、自己暗示療法によって

かなり改善させることができます。

               

歯がすり減る、歯が割れたり欠けたりする、歯がしみる、噛むと痛い

歯ぐきが腫れる、歯がぐらぐらする(歯周病)

顎が痛くなる、顎が鳴る、口が開けにくい(顎関節症)

頭痛、肩こり

          

               

このような症状は治療を受けなくても、日頃の心がけで治ることがあります。

             

詳しい内容は歯科医院でご相談ください。

            

            

小幡歯科医院

http://www.obatadc.sakura.ne.jp/

              


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そう言う自分は、、、、。

2008-05-13 10:00:00 | 歯ぎしり、食いしばり

歯ぎしりについて3週間以上書いてきました。

      

今までのカテゴリーで一番気合が入っています。

          

かくいう私も「歯ぎしり屋」です。

             

私の症状は以下の通りです。

        

顎関節症

(高校2年から口を開けるときに顎が鳴るようになりました。口が開かなくなって、

マックのハンバーガーが食べれなくなったこともあります。現在でも調子が悪いと

顎が痛くなることがあります。)

歯がしみる

(疲れた時に知覚過敏になることがあります。)

歯ぐきが腫れる

(昨年経験しました。)

http://obatadc.blog.ocn.ne.jp/zatudan/2008/01/post_a2cd.html

           

歯が欠ける

(私の下の奥歯は欠けています。)

歯ぐきが後退する

(歯ぎしりをしている犬歯のとなりの歯の歯ぐきが後退しています。)

噛むと痛い

(まれではありますが、噛むと痛いことがあります。)

           

              

今まで顎関節症に対してスプリント療法をしたことはありますが、それ以外の症状

には歯科治療をしていません。

                

すべて「自己暗示療法」と「歩くこと」で解決しています。

            

自己暗示療法もすぐに効果があるわけではなく、効果が現れるまで3日から

1週間はかかります。

           

ですから「治る」という確信がないと自己暗示療法は続かないと思います。

            

私は自己暗示療法で治すコツを習得しているので、自信をもって続けます。

        

ただいつも自己暗示をしているわけではなく、上記の症状が現れた時だけにして

います。(調子が良くなれば忘れてしまいます。)

         

さらに歯ぎしりがひどい時はたいてい全身的に緊張しているので、時間を見つけて

は歩くようにしています。

        

歩くと体のバランスが良くなるだけではなく、体の緊張もほぐれていきます。

            

つまり「歯ぎしり、食いしばり」の内容は、自分が実践して自信をもってお届けして

いるものなのです。

         


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歩く

2008-05-12 10:00:00 | 歯ぎしり、食いしばり

体のバランスを整える方法は世の中にたくさんあります。

        

マッサージ、整体、カイロプラティック、気功、ヨガ、太極拳、エアロビ、、、、、、。

        

すべての人に有効な方法というものは存在しませんので、自分に合った方法が

みつかるといいですね。 

             

ただすべての人に有効と思われるものが一つあります。

         

歩くことです。

         

古来人類は歩いて移動していましたから、歩くことは私たちにとって自然なこと

です

       

歩くことによって、崩れてしまった全身のバランスを取り戻すことができます。

             

ただ、歩いて体のバランスを整えるには少々コツがいります。

            

靴は歩くのに適した運動靴、ウォーキングシューズを履いてください。

(カカトの高い靴ではバランスを崩してしまいます。)

手ぶらで歩いてください。

手をよく振って歩いてください。(手を振るとバランスが良くなります。)

できればコンクリートの上は避けて、土の上を歩いてください。

胸を張り、お尻を少し突き出して背骨の本来のカーブを保ってください。

目線は少し上にしてください。(猫背にならないように)

かかとでしっかり着地してください。(腰に良い刺激になります。)

できれば30分以上歩いてください。

(血行が良くなってバランスが戻りやすくなります。)

後ろ向きに歩くのも有効です

(公園など危険のないところで前後に行ったり来たりしてください。)

            

            

歩くことによって日常生活で崩れてしまった体のバランスを元に戻すことが

目的です。

         

30分以上時間があれば、もっとも簡単な健康法です。

        

なお、健康のためだからといって歩きすぎて膝を痛めてしまうことがあります。

                

歩く時間は自分の体調に合わせて、なるべく土の上を歩くようにしましょう。


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バランスを整える

2008-05-11 10:07:00 | 歯ぎしり、食いしばり

歯ぎしりによって顎のバランスが崩れてしまった場合、顎だけの治療で治すことが

難しいことは書きました。 

           

全身の関節はつながって連動していますから、全身的なバランスを整えることが

顎のバランスにも必要です。

        

「立ってください。」と言われてまっすぐ立っている人は少ないそうです。

         

右か左に傾いて立っている人がほとんどです。

         

運動不足の現代人は全身のバランスが整っている人の方が少ないと思われ

ます。

           

以下のようなバランスの悪いことをしていませんか?

                      

足を組む

寝相が悪い

頬杖をつく

猫背の姿勢をとる

長時間同じ姿勢で座る仕事をしている

立っている時にいつも片一方の足に体重をかけている

いつも同じ側の肩にバッグをかけている

カカトの高い靴を履いている

ゴルフ、テニスなど左右非対称なスポーツをしている

            

         

これらはすべて体のバランスを悪くします。

             

では体のバランスを整えるにはどうしたらよいのでしょうか?

           

今日は右足を組んで明日は左足を組む、ということではありません。

        

常に左右対称な姿勢を心がけることです。

                

そしてもっとも簡単で効果的なことは「歩く」ことです。

          

                

小幡歯科医院

http://www.obatadc.sakura.ne.jp/

 

 

 

 

        

 


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関節のバランス

2008-05-10 10:00:00 | 歯ぎしり、食いしばり

歯ぎしりの体に与える影響について、書いてきました。

             

主に肩から上の影響について書きました。

          

歯ぎしりが影響を与えるのは肩から上だけでなく、腕や腰さらには足首にまで

影響を及ぼすという意見もあります。

           

これは人間のすべての関節は連動しているということからきています。

         

つまり人間の一番上の関節は顎です。そして首、肩、背骨、腰、股関節、膝、

そして一番下の関節は足首です。

             

          

歯ぎしりによって顎の関節のバランスが崩れると首の関節で補正しようとする。

すると首のバランスが崩れて肩でバランスを補正しようとする。

そして背骨、腰と順次補正がなされ、最終的には足首が補正のためにバランスを

崩す。

            

ですから歯ぎしりによって足首が痛くなるということもあり得るのです。

          

            

逆に、腰が痛くなってバランスを崩し、背骨、首と上がっていって顎のバランスが

崩れることがあります。

           

腰痛が原因で歯が痛くなるということもあり得るのです。

             

ですから、顎(咬み合わせ)のバランスを良くしようとしても全身のバランスが崩れ

ていればなかなか改善しません。

          

咬み合わせを治すのに全身のバランスを整えなければならないこともあります。

 

        

   

小幡歯科医院

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歯ぎしりで肩こりになる

2008-05-09 10:00:00 | 歯ぎしり、食いしばり

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肩の筋肉は頭を保持する筋肉とつながっていますので、間接的に顎関節と結び

ついています。

          

歯ぎしりは間接的に肩こりの原因となります。

           

ですので、歯ぎしりのコントロールで肩こりが楽になることはあります。 

          

ただ肩こりは肉体的、精神的緊張からきていることが多いので、全身的に筋肉の

緊張を解消する必要があります。

           

顎周りのケアだけで治ることは少ないです。

 

             

                  

小幡歯科医院

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歯ぎしりで頭痛になる

2008-05-08 09:59:00 | 歯ぎしり、食いしばり

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頭痛には筋肉性のものと血管性のものがありますが、歯ぎしりが原因の頭痛は

筋肉性(緊張型頭痛)です。

           

歯ぎしりによって、顎に関連する頭部の筋肉が過度に緊張して痛みになります。

        

しばしば肩こりを伴います。

             

筋肉の緊張がなくなれば痛みがなくなりますので、歯ぎしりのコントロールが有効

です。

          

歯ぎしりもそうですが、精神的、肉体的ストレスが大きな原因になっているので、

ストレスのマネージメントがもっとも大切です。

 

         

          

小幡歯科医院

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歯ぎしりで顎関節症になる

2008-05-07 10:00:00 | 歯ぎしり、食いしばり

Photo_2            

             

              

                

             

             

                    

 

顎関節症は、「口を開ける時の痛み」「口の開け閉めの時に顎が鳴る」「口が開か

ない」「関節の変形」などを主症状とする疾患です。

           

歌手の森高 千里さんが顎関節症のためコンサートツアーを中止したことで世間

に知られるようになった、歯科関連の疾患です。

           

原因はたくさんあると考えられています。

顎をぶつけた

あくびで大きく口を開けすぎた

悪習癖(頬杖、寝相が悪い)

咬み合わせの不正

ストレス

など

         

一番大きな原因が「歯ぎしり、食いしばり」であると考えられています。

           

原理は簡単で、歯ぎしりや食いしばりをしていると顎に強い力が加わって

顎や顎の周りの筋肉を傷めてしまう、というものです。

             

初期治療は簡単で、歯ぎしりや食いしばりを減らすことで痛みが快方に向かうこと

が多いです。

          

ただ、歯ぎしりや食いしばりは人間の本能的な行為なので、顎関節症を完治させ

ることはなかなか難しいです。

        

               

小幡歯科医院

http://www.obatadc.sakura.ne.jp/index.html

 


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歯ぎしりで歯形ができる

2008-05-06 10:00:00 | 歯ぎしり、食いしばり

舌や、頬の内側に歯形がつくことがあります。

           

これは歯ぎしりや食いしばりをした時に、歯に舌や頬が吸い寄せられて跡が

ついたものです。

         

舌の横っ腹に歯形があったり、頬の内側を舌で触ると筋を感じる場合は、歯ぎしり

や食いしばりをしている可能性があります。

  

              

          

小幡歯科医院

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歯ぎしりで骨が膨らむ

2008-05-05 10:11:00 | 歯ぎしり、食いしばり

歯ぎしりが原因で歯の周りの骨が膨らむことがあります。

          

なぜ骨が膨らむかは、はっきりとはわかっていません。

        

噛む力が電気的な刺激になって、骨が増殖するという説があります。

             

            

          

Photo_3 歯の根に相当する部分の

骨が膨らんでいます。

       

           

          

               

               

Photo_4 上あごの真ん中の骨が

膨らんでいます。

      

           

            

               

              

Photo_5

下の前歯の裏の骨が

膨らんでいます。

       

          

        

         

              

これらは触ると固く、歯ぐきが腫れているのとは感触が違います。(歯ぐきが腫れ

ている場合はぶよぶよとやわらかいです。)           

                   

このような骨の膨らみがある方は、日頃歯ぎしりや食いしばりをしていると考え

られます。

               

骨が膨らんでいても問題ないので、処置の対象にはなりません。

           

唯一、入れ歯を入れるときに邪魔になることがあります。  

                                  

          

小幡歯科医院

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歯ぎしりで虫歯になる

2008-05-04 10:00:00 | 歯ぎしり、食いしばり

 

Kariesu_2            

                

                

              

           

            

            

              

                     

                                    

                    

歯ぎしりが原因で虫歯になることがあります。

         

ただ虫歯の原因は虫歯菌なので、歯ぎしりは間接的な原因ということになります。

            

歯の根元(歯頚部)の虫歯は、歯ぎしりが原因であることがほとんどです。

            

前回述べた「楔状欠損」に虫歯菌が入り込むと虫歯になります。

             

虫歯菌が入り込まなければ楔状欠損のままで、虫歯にはなりません。

            

治療はレジン(歯科用プラスチック)で詰めるだけですみます。

           

が、虫歯が表面的であれば、虫歯の予防をして治療しないこともあります。

        

虫歯予防とは、適切な歯磨き、甘いもののコントロール、歯ぎしり対策です。

          

 

          

 

小幡歯科医院

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