啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ヤグルマソウ」と「赤久縄山」

2012-07-01 10:58:13 | 低山歩き

イタリアで種を買ってきた「ズッキーニ」に実が付き始めた。当家ではズッキーニなるものを食したことがなく、ネットで調べてチャレンジ。クセがなく結構美味しくいただけた。イタリアまで行って、買い物はズッキーニとメロンの種だけという私。種を蒔いたら芽が出て、畑に植えたら実がなったというだけのことだが“旅の成果?!”と喜んでいる。ちなみに、メロンの種も発芽したが、植える直前に葉を虫に食べられ不発。残ったもので来年再チャレンジの予定。

「ヤグルマソウ」はユキノシタ科ヤグルマソウ属の多年草。5枚の大きな葉が鯉のぼりに添える矢車に似ているということから名がついているようだ。深山の谷沿いなどやや湿った場所に多い。花期は6-7月で長く伸ばした花茎の先に円錐上の花序(花が集団で咲く様子)を作る。小さな花が集まっているように見えるが、花びらはなく白く見えるのはガクやオシベなどが集まったものだという。

今の時期に登山すると、登山口から間もない谷沿いの湿った場所などにあり、矢車状の大きな5枚の葉が目立つ。草丈は高いものでは1メートルを越える大型の植物。御荷鉾山のスーパー林道沿いに咲いていた。

「赤久縄山」(1522M)は西上州の山々を代表する山の1つ。標高は高いが御荷鉾スーパー林道を行くと標高1400M程度の登山口(東)まで行け、そこからは30分ほどで山頂に行ける。※登山ルートはたくさんあります。

植物が豊富で、簡単に散歩できるので年に何回かはここに行く。昨年は林道沿いでヤマブキソウを見つけたが、今年はイブキトラノオやカラマツソウ、クサタチバナなどが咲いていた。