オリンピックの開幕は明日。開幕前に日本女子サッカーの初戦が行われる。“寝て果報を待つか、夜中まで起きてTV観戦するか”悩んだが、見ることに決めた。時差が9時間のロンドンでのオリンピックは「頑張って深夜に見るか」「待ってニュースや録画で見るか」悩みそうだ。TVの放映権は、放送時間が昼と夜になることで値段が変わるのだろうか?私の心配することではないが・・・。尾瀬の花の前にブタナとヤマホタルブクロを紹介してみた。珍しくも何ともない植物だが、私には気になる花なのである。
「ブタナ」はキク科エゾコウゾリナ科の多年草。ヨーロッパ原産の外来種で各地に生育しているという。珍しくない種のようなのだが、藤岡市近辺というか私の行動範囲では見たことが無かった。図鑑で知っており、探していたが見つからなかった。6月、トルコに旅行した際に撮った写真を当ブログで紹介した中に“ブタナ”が混じっていた。7月、福島県の猪苗代町では神社前のの空き地や道路脇、猪苗代スキー場などどこでも咲いていた。
草丈は30-70センチほど。ロゼット状の葉、黄色い舌状花などタンポポに良く似ており「タンポポモドキ」の別名もある。タンポポとの違いは草丈が高く、花茎が枝分れし、それぞれの先端に花をつけること。フランス語の「Salade de porc」(ブタのサラダ)から名が付いたそうだ。ハーブとして食用にされると言う。
「ヤマホタルブクロ」はキキョウ科ホタルブクロ属の多年草。山地に生えホタルブクロの変種だという。群馬では赤紫色の花をつけるものが多いが、トキの島では白い花が殆ど。赤紫の花は関東、白花は関西が多いという。草丈は高いもので70センチぐらい。花期は6-7月頃。白や赤紫色の釣鐘型で先端が浅く割れている可愛い花を複数個下向きに付ける。子供達がホタルをこの花の中に入れて遊んだと言うことから名が付いているそうだ。ガク片の中間に盛り上がりがあるのがヤマホタルブクロ。ガク片の間に少し反り返った付属片があるのがホタルブクロだそうだ。