啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ゲンノショウコ」

2011-08-19 08:51:08 | 山野草

どこにでも咲いている植物で“何故に上高地?”と問われるかもしれないが、可愛く咲いていたので写真を撮った。ハクサンフウロなど仲間の植物は何回か撮ったが、まだ載せたかどうか覚えが無い。ゲンノショウコの花の色は、白が多いと思っていた。調べて見ると、西日本は赤紫系が多く、東日本は白系が多いのだそうだ。

「ゲンノショウコ」はフウロソウ科の多年草。草丈は20-40センチほど。花径は1-1・5センチと小さい。上高地の大正池周辺で撮ったが、北関東辺りでは里の草むらから林の縁などで見かける。

薬として“実際によく効く証拠”と言うようなニュアンスで名がついたという。薬草として有名な植物。整腸、殺菌、消炎、止血など多彩な薬効が認められているようだ。優秀な整腸薬としての効果から「イシャイラズ」、即効性から「タチマチグサ」などと呼ばれるそうだが、別の呼ばれ方もいっぱいあるようだ。
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