登山ではなく、バス旅行で上高地を訪ねた。標高は1500メートルほどだが、高山植物など豊富で楽しめた。夏の山小屋の混雑を考えるとためらうが、一度は穂高岳に登りたいものだ。明神から徳沢を経て横尾へ。そして涸沢を経て穂高や槍へ。ガイド本や小説の中でしか経験したことが無い。
上高地では大正池でバスを降りた。穂高橋で梓川の右岸に渡り、ウエストン碑などを経て河童橋。更に梓川右岸道を明神池まで。明神橋で左岸に渡り再び河童橋・バスターミナルまで戻る。時間にして約3時間。同行者のカミさんの携帯万歩計で約2万5千歩のコース。
大きなザックを背負い早足で追い抜いていく人。山から下りてほっとした感じの人。圧倒的に多いのが私たち観光客。ウォーキングスタイル、旅行仕様など様々だが平日にも関わらず賑わっている。大雨の後だが梓川は清く流れ、所々で岩魚やヤマメの姿があった。植物も多彩。遊歩道の脇に今年まだ出会っていない花が次々と飛び込んできた。
明神池がやや幻滅?穂高神社奥宮の参拝料として300円取るのには驚いた。40年ほど前だが、学生の頃に訪ねた時はこんなことは無かったような気がする。神社の神域を見せてもらうための拝観料だという。ふざけるな!!環境保護への協力金などであれば理解できるが・・。
家を出る時、雨が降っていたが、碓氷峠を越すと天気が良くなり、上高地でも穂高の中腹まで見えるまずまずの天気。明神池辺りで小雨の降られたが天候もまずまず。植物の豊かさ、清々しい空気などまずまずの小旅行でした。