啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

赤城「荒山」と「コメツツジ」

2011-08-07 08:02:59 | 低山歩き

朝、目を覚ますと曇り空。日中少し回復するが夕方には夕立。妙な天気が続いている。先月末に、天候が悪く至仏山に行きそびれてから、山を歩いていない。雨を覚悟で赤城の荒山に登ってみた。オトギリソウやニガナがポツポツと咲くだけで花は無し。山頂に近付くとコメツツジが残っていた。汗まみれとなったが、体重2キロ減の成果があった。

「荒山」(1572メートル)は赤城山塊の南側にあり、鞍部の荒山高原を介し南の鍋割山(1332メートル)と対峙する。赤城に上る県道の中腹にある姫百合駐車場(約1000メートル)を登山口に、荒山高原まで約30分ほど。高原から北に45分ほど上ったところに山頂がある。ファミリー向けコース。標高で200メートルほど低い鍋割山は広大な展望があり人気が有るが、荒山は殆ど展望がきかず、人気も無いようだ。雲の中で展望の取れない当日も、結構歩いている人がいたが荒山に行く人は私だけだった。

“赤城はツツジの山”でもある。赤、白のヤシオツツジ。群落が広がるレンゲツツジからヤマツツジまで多彩。もう、ツツジのシーズンは終わったと思っていたが、小さな白い花をつける「ヤマツツジ」が残っていた。花径は5ミリ以下の小さな白い花が印象的。“蕾が米粒に似ている”“小さな白い花から米粒”と、名のつけ方の説明が微妙に違っているのがあった。もちろん、ツツジ科の落葉低木。