大正池から河童橋方面に向かう遊歩道沿いで見つけた。何となくカワラナデシコに似ているが、花が白く別物。始めてみる植物だ。地味なタイプだけに、名を調べるのが大変と思っていたが、ビジターセンターの壁に“今咲いている花”として紹介されており、メモっておいた。
「センジュガンビ」はナデシコ科センノウ属の多年草。深山の林の縁など少し薄暗く湿った場所を好むようだ。茂った草の中から頭を出すように咲いており、草丈は7,80センチほどか。白い5弁の花びらは先端に切れ込みが入り、ナデシコの花に似ている。
日光・中禅寺湖の“千手が浜”で発見された。ガンビと言う樹木があるが、このことではなく中国原産の植物があり、これに似ていることから名がついたという書き込みがあった。花弁が千手観音の手に似ているから・・と言う説もあつた。ガンビという樹木はどんなものかとネットで調べると“白樺の樹皮のこと”などややこんがらがってきた。深追いするのは止め、これ以上はお任せします。