安保法案が山場を迎えつつある。安保法案がもしも成立
すれば、日本中が血の海となる可能性が大きい。先に書い
たように、イスラム国と対立することになるからである。
これまでは口先だけのイスラム国批判に徹してきた日本政
府であるが、自衛隊が直接交戦することはさけられないで
あろう。米国の指示どおりに日本政府は動かざるを得なく
なるからである。イスラム国の壊滅を目指す米国の体制が
必ずしも悪いとは云えない面もあるであろう。しかし、イ
スラム国からすれば米国と日本が一体化したと見られるで
あろう。その結果、日本中で各種のテロが多発する可能性
がある。具体的には、
① 自衛隊員が直接的に攻撃目標になる可能性がある。
② 治安維持に当たる警察官が攻撃目標となる可能性がある。
③ 日本政府高官、すなわち大臣や国会議員が攻撃目標にな
る可能性がある。
④ 子供や女性や一般市民がテロに巻き込まれる可能性があ
る。
⑤テロは自爆テロだけでなく、化学薬品などの各種のテロが
多発する可能性がある。
⑥ 日本全国にある地下街がテロの攻撃目標になる可能性が
ある。
⑦ 人が一杯集まる野球場やコンサート会場等が攻撃目標に
なる可能性がある。
⑧ 海外にある日系企業などが攻撃目標となる可能性がある。
⑨ 高層ビルが攻撃目標になる可能性がある。
このようにテロを予測しただけで身の毛がよだつ。まさに、
「守は難し」と云うことである。イスラム国を支持する人々
は世界中にいるようである。また、イスラム教徒は世界中で
増えつつあるようである。日本も例外ではない。
日本全体を血で固めた泥船にするべきではない。政府や与
党は安保法案をみずから廃案とすべきである。もしも同法案
が成立し、テロによる犠牲者や戦死者が一人でも出た場合、
その責任が厳しく問われるであろう。現状のままで良い。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます