【フォトジャーナリストの伊藤孝司さんと。1990年代から40回、朝鮮を訪問していらっしゃいます。後ろの写真は結婚式の披露宴。多くの参加者で盛大な披露宴だったそうです。】
【伊藤孝司写真展実行委員会代表の朴鍾一さん(向かって左)です。】
【写真展の原動力、山本真也さん(向かって左端)もご一緒に。彼のセンスは素晴らしいです
。】
朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)の市民の皆さんの普段の暮らしを伝える写真展『平壌の人びと』を訪れました@天神山文化プラザ。
平壌や地方都市での約100点の写真を撮られたのは、フォトジャーナリストの伊藤孝司さん。いちばん初めの写真でご一緒している方です。
8.7(日)まで、10時〜17時(最終日は16時)。
伊藤さんはずっと会場にいらっしゃって、
平日は14時半~、土日11時・14時半~に、ギャラリートークをされ、好評とのこと。
短時間に慌てて、ひと回りしたので、全部を見ることができていませんが、優しい気持ちになりました。
洋服やご馳走や顔のシワ。バーベキューや遊園地、誕生日会などのハレの日の様子。そして笑顔。この料理はどうやって作るのだろうとジーと見る。堅実で穏やかな暮らしぶりが伝わってきます。
隣りの国なのに、草の根の交流や情報のシェアができにくい国•朝鮮。そんななか、親しみを感じられる写真展は、本当に感謝ばかりです。
伊藤さんは写真展冒頭の挨拶で、国交正常化交渉でしか解決できない課題も多いけど、すぐできる人道的なこともある。
残留日本人と日本人妻の里帰り、朝鮮だけに行われていない広島•長崎での被爆者支援の問題などを述べておられ、その展示もありました。
私は、8.7の11時のギャラリートークに、もう一度、伺う予定です。出会う機会の少ない朝鮮の人々。ぜひ、お出かけくださいね
。
ニュースで放映された写真展の様子を貼り付けます。わかりやすいです。
◎ RSK山陽放送 「平壌の大きな川のビアガーデンで、大ジョッキでガンガン」北朝鮮に暮らす人々にスポットをあてた写真展「平壌の人びと」【岡山】(2022.8.3)
◎ ブログ 平壌日記 PYONGYANG DIARY フォトジャーナリスト・伊藤孝司の朝鮮最新情報 「写真展「平壌の人びと」 8月は3都市で開催」
【フィリピン、中国を初めて訪れ、暮らしぶりに触れたとき、天地がひっくり返るほどのカルチャーショックを受けたことが思い出されます。知らない新しいことに出会ったというより、学校で教わったり、日常の暮らしのなかで、私に培われた、その国の像とまったく違っていたからです。今回の写真展。どちらかというと、私には馴染んでいました。丸ごとに出会いたいです。】