「気候変動のおかやま学」実践塾第5回に参加をしました。総仕上げの最終回です。
一人ひとりが、岡山市のカーボンゼロ社会に向けたアクション計画を出し、グループに分かれて、一つのプロジェクトに練り上げていく。
それを、コロナのなか、3時間のオンラインでです。
それでも出来上がったのは、柏原拓史さん(アスエコ)の名ファシリテートと参加メンバーの皆さんの力量だと感心しました。
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教育と都市計画の2グループずつに分かれ、私は後者でした。
今回の実践塾での学びの一つに、「2050年にどんな社会を目指すのか」を多様なアプローチで考えることがありました。
単に、再生可能エネルギーを増やし、機器更新や断熱でカーボンゼロを目指す、という数字だけのことではないということです。
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私のグループのプロジェクト名は、「小学校区ごとに進めるスマートコンパクトシティ」でした。
この〝小学校区ごと〟というのは、メンバーのアイディアですが、
・地域コミュニティへ住民が参加をして、人ごとではない、そして、誰一人とりのこさない、カーボンゼロ社会をつくる。
・長距離大量送電システムではなく、地域分散型のエネルギーシステム(地産地消)をめざす。
などのイメージが浮かび上がり、具体的に考えることができる、いいキーワードだと思いました。
その中心に小学校があり、2030年までに、太陽光発電を最大限導入し、校舎などすべてを断熱化する。太陽光パネルは、学区独自のデザインとし、それをシンボルにみんなで取り組む。
そして、2050年までに、……。
まず、公的施設でこのくらいしないと、2050年カーボンゼロにたどり着きそうにないですね。
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少なくとも2回分のワークです。正直なところ、オンラインなのと、時間に限りがあり、まとまりきってはいませんが、どのグループもこれからの施策に参考になるもので、〝続く〟…です。
多くの可能性を意識して準備をされた柏原さんの渾身のファシリテートに感謝します。オンラインのグループワークなのに、絶妙のタイミングで画面に現れ、適切な情報提供をしてくださった時にはビックリ。
そしていただいた様々な言葉を大切にしたいと思います。
ご一緒した皆さま、白井塾長、岡山市環境保全課の皆さま、ありがとうございました。
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下の写真は、〝グローバル気候マーチ〟(19.11.29)のときのものです。
長くなって、ごめんなさい。