「抱っこから始めるボランティア10周年」。〝ぐるーん〟代表の河本美津子さんが、〝おかやま児童虐待事例研究会〟で話をされるということで、前半だけ参加をしました。
〝ぐるーん〟は10周年にあたって、記念冊子3部作を作りました。河本さんの話を聞きながら、改めてゆっくり読み返しました。
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第1部:絵本『ぐる ぐる ぐるーん』
〝ぐるーん〟ってどういう意味って、時々聞かれるのですが、初代代表の故有尾美香子が息子さんのために創作されたお話『ぐる ぐる ぐるーん』から来ています。
この度、〝ぐるーん岡山〟のヤマモトトモコさん(グラフィックデザイナー)が絵を描かれました。私は温かい彼女の絵が大好きです。
森羅万象。たしかに、私たちは、『ぐるぐるぐるーん』という豊かさのなかで生かされているなぁと思います。
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第2部:紙芝居『抱っこから始まるボランティア』
河本さんによる紙芝居がこちらも絵本に。なんとイラストも河本代表。多才ですね。
〝ぐるーん〟活動紹介であったり、ボランティア心得だったり、〝ぐるーん〟のエッセンスが詰まっています。実践と経験に裏打ちされているので説得力があります。
私自身が抱っこされている気持ちになり、サブタイトル「新しい家族のかたちを求めて」がナチュラルに受けとめられます。
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第3部:〝ぐるーん〟活動のなかで生まれたイラストストーリー『里親と里子のお話』。
4人の子どものストーリーです。読んでいると、私は里親ではないのだけど、子どものおばちゃん、ではなく、今では、おばあちゃんになったような気持ちになります。
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なんとステキな3部作。社会的養護から社会的養育へ。多くの方に「抱っこ」を感じてほしいです。
そうだ。赤ちゃんを産んだばかりの姪っ子にプレゼントしよう。子育てにとても役立つと思います。
長文なのに、作成された方のほんの少しの想いしかお伝えできていないかと思いますが、河本さんの話を聞きながら、〝ぐるーん〟に出会えてよかったなぁと、しみじみ温かな気持ちになり、がんばろうと励まされました。