岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

6月26日 私の個人質問日でした。傍聴、ありがとうございました

2015-06-26 | 議会









 私の個人質問日でした。3期目初ということで、「人を大切に、イノシシといい形で共生できる岡山市を、皆さんと一緒につくっていきたい」とはじめにご挨拶をしました。

☆自転車政策について
 自転車事故は誰にもあってはいけないのですが、子ども・若い人たちに多いのが気になります(15歳以下/17.8%、16~24歳/22.0%)。そして、小さな子どもたちが意図せずに加害者になるということが辛いです。道路を整備すること、自転車ルールを守ること、保険を徹底すること。環境を整えることが大切です。
 前向きに答弁をいただいたのは、子どもたちへの自転車免許証制度です。小学生を対象に学校を選び、モデル的に行ってみるとのことです。保険など他の制度も紙媒体やインターネット啓発をこえての意識付けが必要だと思います。
 自転車事故が多い、構造上の問題があるのではないかという私の11議会質問をうけて、今年度調査が行われます。住民参加型で行ってほしいと提言しました。

☆市民協働について
 大森市長が、昨年度にスタートした「ESD市民協働推進センター」の活動や成果について話してくださいました。市民協働に向かって進みだした岡山市の様子が躍動感をもって伝わってきて、嬉しかったです。
 局長答弁もあわせてですが、センターが動きはじめて、市民が抱えている課題に向き合う、市民と行政が結びつく、市民協働への人材育成のスタート、モデル事業へのサポートなどが成果をあげている。また、モデル事業などで取り組んだ事業が一般施策に反映しはじめたことなどが話されました。何より、それらが〝市民協働〟で進んでいることが嬉しいです。
 もともとは市民協働のベースになる条例改正にむけて質問をする予定でしたが、これまでの質問であらかた出ていました。条例改正にむけては、しっかり関わっていきます。
 
☆マイナンバーについて
 マイナンバー制度にむけて、この10月には住民票の住所地にマイナンバー(個人番号)が通知されます。あと、3ヶ月しかありません。
 もとより個人情報の漏洩が心配される制度ですが、日本年金機構の事故で、その信頼性はゆらいでいます。マイナンバーに関わる事務は現時点でも多岐にわたり(更に広げようとしている)、当事者の究極のプライバシーに関わるものばかりです。サイバー攻撃への心配だけでなく、すべてのプロセスにおいて人自身が業務に携わることが多いので、研修やその仕組みが気になります。「個人番号カード」受け取り(希望者のみ)へのプロセスをまとめました(字の色が変わっているところをクリック)。
 源泉徴収票などにもマイナンバーが必要となり、民間事業者の対応が必須となりますが、帝国データバンクが4月に行った調査では、8割がその体制に手をつけておらず、全体の進捗状況は8.4%にすぎません。今日の答弁では、市は国まかせでどうなるものやらという感じです。
 私はマイナンバー制度は廃止にすべきだと思っていますが、今日の議会質問でも、国からの指示が遅れるなかで体制が整っていないことが明らかにもなりました。DV被害者への配慮には万全を尽くさなければなりません。市民理解も事業者理解も進んでいません。あちこちから延期を求める声があがっています。延期は必至だと思います。
  
 前向きな答弁をいただいたものは進捗状況チェックとよりよい形へと提言を、検討・研究事項はしっかり追いかけて、ダメだったものは諦めずに、がんばります。

 今日のラストで質問をしたので、終わってから、傍聴に来てくださった方々と〝市民ネット〟控え室で懇談というのかおしゃべり会をしました。これから、議案や補正予算審議にむけて準備をします。




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