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〝みどり岡山〟総会と市民自治講座を行いました。
市民自治講座のテーマは「18歳選挙権と市民教育」。講師は岡山にゆかりのある田中治彦さん(上智大学教授)です。久しぶりの〝田中節〟はわかりやすく楽しく、時間はあっという間にすぎました。
田中さんは、18歳選挙権をずっと主張されていて、昨年は衆議院の憲法審査会の参考人として意見を述べられています。
世界では9割以上の国が18歳以下の選挙権をもつそうです。18歳は高校3年生年齢なので、自分の馴染みがある地域の投票所に行けるし、クラスの友達同士でも話がしやすく、投票へのハードルが低くなる。最初の投票行動がその後の習慣となるというドイツでの調査があるそうです。また、日本の法律でも「大人」は年齢はマチマチであることを改めて認識しました。
自分が動けば地域・暮らし・社会が変わるという「効力感」がある市民教育が必要であると。学校での教育も大切でしょうが、私たち〝みどり岡山〟も子どもたちと関わり、わかりやすい言葉や方法で子どもたちに伝えていく努力が必要ですね。
年齢高い参加者からは、「今のままの小選挙区制では、投票行動が実らず、絶望感を抱くのでは」という声もありました。
田中さんが岡山にいらっしゃった12年間、その後は年に1回くらい、お話を聞いたりワークショップをしていただいたり。私は若い頃から、田中さんに「市民教育」を受けていたんだと改めて感謝をしました。
市民自治講座に先立っては、〝みどり岡山〟総会を行いました。みんなで希望をもって、安心して子どもたちにバトンタッチできる暮らしを作っていきましょう。