岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

9月23日 報恩積善会100周年記念式典 & 大学女性協会会員研修会での報告

2012-09-23 | おにき日記





 今日は、津島笹が瀬にある養護老人ホーム〈社会福祉法人報恩積善会〉の「百周年記念祝賀会」に参加をしました。田渕藤太郎・はつご夫妻により、大正元年(1912)に設立。貧困老人の巡回看護及び無料入浴券交付事業を開始し、翌年から自宅にて老人の保護を行なっています。全国で11番目の設立だったそうです。
 当時、「なんで老人を一カ所に集めるのか」という声があるなか、私財をなげうち、「貧困になる要因には社会にも責任がある」と説いて浄財を得、老衰者の救護に取り組んで来られたそうです。公的支援がほとんどない時代のことです。
 そして100年。地域に目をむけ、地域を大切に育てる視点は設立のときからずっと受け継がれているものなのですね。たゆみないその歩みに敬意いっぱいなのとともに、感銘を受けました。地域にこういう施設があるとほっとします。
 この「報恩積善会」という名前は設立以来、変わっていないそうです。これからもいろんなことを教えていただきたいと思います。

 
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 今日は、初パワーポイントを用意し、お話をしました。「大学女性協会岡山支部例会&会員研修会」があり、会員3人による報告「東日本大震災にかかわって」のなかでです。
 トップバッターは角田みどりさんによる中国短期大学学生による気仙沼市へのボランティア現地報告。中短は大学の姿勢として積極的に学生のボランティア体験をうながしています。素晴らしいことですね。震災直後と現在とではボランティアの内容もかわってきていて、現地の方との話のなかで、この夏は、「岡山カフェ」をひらき、現地の皆さんの心を癒す場、仮設住宅にいる皆さんからお話を聞く場をもったということです。交流はすべての原点ですね。今後へとつながっていくことと思います。
 二人目は、横田えつこさんによる、「震災ガレキ」について。ラストが私の「避難者・移住者の皆さんとの出会いから」で、避難者の方の状況と支援、福島県の子どもたちの一時保養などについてまとめ、写真があった方が臨場感が伝わるだろうと、パワーポイントに挑戦したのです。
 スライド作成は初心者レベルではありますがスイスイと作ることができました。私向きの作業で、作成過程はけっこう楽しいものでした(^^)。議員になってから、こうした事務面で新しいことにチャレンジする心のゆとりがなかったかもしれませんね。
 3人による報告の流れがよかったとのこと、11月のウィズフェスティバル中に公開で行なうことになりました。また、ご案内します。



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