岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

8月26日 元杷木町長の中嶋玲子さんと。福岡市であった地方自治全国政策研究会に参加しました

2012-08-26 | おにき日記





 元杷木町長の中嶋玲子さんと。今日は、福岡市の地方自治全国政策研究会に勉強に行きました。中嶋さんは、分科会「地域で暮らし続けることができるまち」のメインスピーカー。杷木町は今は合併して朝倉市に。
 農業女性の立場改革と地域福祉充実を願って、一農家の嫁(本人曰く)から町議に。そして、九州初の女性町長に。「田舎の土間から始まった足元の改革」です。肝っ玉の据わった鋭く、実践に裏打ちされた説得力あるしゃべり。例えば…。市町村合併に際しては、周辺部になるという危機感から、自分たちが力をつけるしかないと、本気で、住民自身が地域づくりの担い手になるためのまち作りに取り組んでこられました。ステキな方に出会いました。
 大牟田市の総合的な認知症への取り組みはも素晴らしかったです。認知症や徘徊をマイナスイメージだけでとらえるのではなくて、認知症になっても安心して暮らせる、徘徊=ノーではなく、安心して徘徊できる町を、市民の皆さんとめざしておられました。小中学校への啓発や徘徊模擬訓練など大いに参考になります。ぜひ、視察に行きたいです。

 もう一つ参加したのは、「子どもの貧困の背景にあるもの」。福岡市教育委員会のNPOと協働しての子どもの実態調査やスクールソーシャルワーカーの取り組み、また債務整理から生活再生まできめ細かい取り組みを福岡県と協働して行なっておられるグリーンコープ生協ふくおか(スゴイ)。

 お聞きした話を全部書くことはできませんが、市民や市民団体との協働の取り組みは、持続的な自治体をつくっていくために大切であることを実感する勉強会でもありました。

 この研究会を準備してこられた実行委員会メンバーは女性が多かったです。きめ細かくていねいに準備された、とても気持ちよい、学びの多い研究会でした。


 
 

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