涸沢～横尾～河童橋 ；岳沢登山口

　河童橋から10分くらい手前に、この「岳沢登山口」の道標があった。
3年前に雪崩で崩壊した岳沢小屋に代わって、今年の7月に「岳沢ヒュッテ」として新築されたのだ。槍ケ岳山荘グループのスタッフが守っている。


この後、河童橋まで下り、その近くの西糸屋に寄った。
私のブログを読んでいるＮさんの提案で、「西糸屋の美味しいカレー」を食べようということに。
しかしお昼のオーダーストップは13時30分ということ。我われが着いたのは13:45で、間に合わなかったのです。
それでもとお願いしてみましたが・・・。代わりに美味しいコーヒーをいただいて、トイレを拝借して、駐車場へ向いました。

涸沢～横尾～河童橋 ；明神橋

新村橋からは人出の少ない反対側の道を下りてきて、明神橋まできた。この橋も何時にか、立派に更新されていた。
随分疲れてきたが、ここから河童橋まではあと1時間だ。

涸沢～横尾～河童橋 ；河原の柳

河原の真ん中に大きなケショウ柳が根元を洗われている。増水時には腰まで浸かるだろうが、いつまで頑張っていられるだろう。沢山の白く皮を剥かれた流木が横たわっている。

涸沢～横尾～河童橋 ；奥又白、パノラマコースの登山口

　パノラマコースの下山口はこの近く。
来年はここに下りてこようねとしっかり確めた。

涸沢～横尾～河童橋 ；梓川の河原

　梓川の清流の音を聞きながら、涸沢ヒュッテの「幕の内弁当」小盛りの丁度いい大きさ、熱いお茶でいただいた。

涸沢～横尾～河童橋 ； 新村橋を渡ってみる

　横尾まで下りてきた時は雨はすっかり上がり、カッパを脱いだ。そしてひたすら歩き、新村橋（しんむらばし）に着いた。お猿さんたちが渡る時は揺れませんが、おふたりさん、揺れてますねえ。
そして反対側に渡り、河原に下りて弁当にすることにした。11:30

涸沢～横尾～上高地 ；屏風岩をズーム

　この天気だと、よじ登っている人はいないはずだが・・。

涸沢～横尾～上高地 ；雨の屏風岩

涸沢～横尾～上高地 ；屏風の頭

　下り道の右前方には、屏風の頭が雲から頭をだしている。この近くにコル・鞍部がある。来年はきっとあそこから槍穂高を、常念を見ることが出来ますように。

涸沢～横尾～上高地

　涸沢槍が透けて見えますが、判りますか。

涸沢～横尾～上高地 ；霞む涸沢カール

涸沢ヒュッテから少し下って振り返ってみた。
前穂頂上と吊尾根の一部が雲から出ている。

涸沢ヒュッテ カッパ着て出発

　9月20日、朝方から雨が降り始めたらしく、朝食を終っても涸沢カールは霧雨が続いている。山の天気予報では9時頃には止むらしいが・・。
出発を2時間遅らせ予定通りのコースを行こうかなどと考えてみたが、やはり安全第一ということにした。予定のパノラマコースは、北尾根Ⅷ峰と屏風の鞍部を越えて奥又白谷に下るといういうものだが、来年までおあずけということに。

7:00　カッパを着込み、昨日上がってきた道を下り始めた。