ほんと、おとといの記事が久々の将棋ネタ。
このところずっと、ザ・たっちの片割れshogitygooさんにまかせっぱなしでした。
それにしても、このところの研究心、洞察力、すごいものがありますね。
感服です。
shogitygooさんは何度も書かれているし、プロ棋士も含めてたくさんの方が書かれている王位戦最終局。
いろいろ話題満載でした。
王位戦第七局 深浦王位奪取
王位戦第七局(補足) 銀河戦 渡辺竜王vs飯島五段、銀河戦決勝 渡辺竜王vs森内名人
王位第七局をしつこく、囲碁将棋ジャーナルをみてソフトまで引っ張り出して調べて・・・(笑)
王位戦第七局(昨日の記事のさらなる補足)
そして、プロ棋士も、
渡辺竜王の王位戦第7局。
深浦新王位。
遠山四段の
王位戦も最終局面に
新王位誕生
片上五段の
感動の名局
そして、Danchoさんの
挑戦者・深浦 康市 八段が勝ち、新王位に!!/『第48期 王位戦 第7局』
などなど一般将棋ファンの熱の入った記事もかなりあります。
この最終局、片上五段が、『感動の名局』とまで言っているほどのすごい熱戦でした。
どのブログでも話題になっているのは終盤の▲7七桂の見事な味。
そして、そこで△7六桂と指していたら、という研究。
いろいろ議論はありましたが、完全に羽生王位の防衛、という結論のようです。
それから週刊将棋での、加藤九段のコメント。
『7八香の局面で、羽生王位が6五龍と逃げたけど、
ここで7九桂成りと、金を取っていても勝勢だった、と。
居飛車党の私が言うんだから間違いない。』と指摘しています。
それにしても深浦新王位、素晴らしいです。
一皮剥けた感じがします。
果たして戦国時代になるのでしょうか?
渡辺竜王以来、久々の初タイトル。
それも昨日の王座戦で、挑戦者久保八段に3連勝して、16連覇という偉業を成し遂げた羽生三冠から奪取したものです。これは違います。
二日制での対局で、最終局まで行って、羽生三冠も決して力を出せなかったというわけでもなく、お互いしっかり力を出し切った上で、勝ち切った。
本物の強さ、という感じがします。
佐藤二冠が囲碁将棋ジャーナルで言ってましたが、
最終局というのは、あっけなく終わることも多いのだけど、
これは世紀の熱戦、名局でした、と。
30代のトップ棋士の中で、
羽生、森内、佐藤の3人と、それに続く、郷田、藤井、丸山、三浦といった元タイトル保持者や久保、木村というグループでは、まだどうしても格の差があります。
この中から一歩抜きん出て、3強でなく、4強になれるのかどうか。
今後の活躍が期待されます。
タイトル保持者として、それにふさわしいパーソナリティ力も備え、4強に向かって精進してほしいと思います。
ところで、最近決まった王将戦挑戦者決定リーグのメンバー、さすがですね。
佐藤二冠が、これを見て、あー、いつものメンバーですねえ、って言ってましたが、
羽生王将に挑戦の権利を得たのは、
佐藤二冠・丸山九段・森内名人・久保八段・深浦王位・谷川九段・藤井九段の7人です。
この8人のメンバー、なんと、
森内名人とA級順位戦の上位7名と、一人を除いて同じです。
最後の二次予選で、郷田九段を破った深浦王位がリーグ入りしたわけですが、もしこれが逆の結果だったら、まったく同じ8人ということでした。
このメンバー、力が安定してます。ムラがないです。
あともちろん渡辺竜王も含めて、このトップグループの中で、
来年に向かって、どのような格付けに変化していくのか、興味深いです。
そして、今回の最終局の堂々たる戦いぶりを見て、ちょっとシビれました。
深浦新王位、期待してます。
このところずっと、ザ・たっちの片割れshogitygooさんにまかせっぱなしでした。
それにしても、このところの研究心、洞察力、すごいものがありますね。
感服です。
shogitygooさんは何度も書かれているし、プロ棋士も含めてたくさんの方が書かれている王位戦最終局。
いろいろ話題満載でした。
王位戦第七局 深浦王位奪取
王位戦第七局(補足) 銀河戦 渡辺竜王vs飯島五段、銀河戦決勝 渡辺竜王vs森内名人
王位第七局をしつこく、囲碁将棋ジャーナルをみてソフトまで引っ張り出して調べて・・・(笑)
王位戦第七局(昨日の記事のさらなる補足)
そして、プロ棋士も、
渡辺竜王の王位戦第7局。
深浦新王位。
遠山四段の
王位戦も最終局面に
新王位誕生
片上五段の
感動の名局
そして、Danchoさんの
挑戦者・深浦 康市 八段が勝ち、新王位に!!/『第48期 王位戦 第7局』
などなど一般将棋ファンの熱の入った記事もかなりあります。
この最終局、片上五段が、『感動の名局』とまで言っているほどのすごい熱戦でした。
どのブログでも話題になっているのは終盤の▲7七桂の見事な味。
そして、そこで△7六桂と指していたら、という研究。
いろいろ議論はありましたが、完全に羽生王位の防衛、という結論のようです。
それから週刊将棋での、加藤九段のコメント。
『7八香の局面で、羽生王位が6五龍と逃げたけど、
ここで7九桂成りと、金を取っていても勝勢だった、と。
居飛車党の私が言うんだから間違いない。』と指摘しています。
それにしても深浦新王位、素晴らしいです。
一皮剥けた感じがします。
果たして戦国時代になるのでしょうか?
渡辺竜王以来、久々の初タイトル。
それも昨日の王座戦で、挑戦者久保八段に3連勝して、16連覇という偉業を成し遂げた羽生三冠から奪取したものです。これは違います。
二日制での対局で、最終局まで行って、羽生三冠も決して力を出せなかったというわけでもなく、お互いしっかり力を出し切った上で、勝ち切った。
本物の強さ、という感じがします。
佐藤二冠が囲碁将棋ジャーナルで言ってましたが、
最終局というのは、あっけなく終わることも多いのだけど、
これは世紀の熱戦、名局でした、と。
30代のトップ棋士の中で、
羽生、森内、佐藤の3人と、それに続く、郷田、藤井、丸山、三浦といった元タイトル保持者や久保、木村というグループでは、まだどうしても格の差があります。
この中から一歩抜きん出て、3強でなく、4強になれるのかどうか。
今後の活躍が期待されます。
タイトル保持者として、それにふさわしいパーソナリティ力も備え、4強に向かって精進してほしいと思います。
ところで、最近決まった王将戦挑戦者決定リーグのメンバー、さすがですね。
佐藤二冠が、これを見て、あー、いつものメンバーですねえ、って言ってましたが、
羽生王将に挑戦の権利を得たのは、
佐藤二冠・丸山九段・森内名人・久保八段・深浦王位・谷川九段・藤井九段の7人です。
この8人のメンバー、なんと、
森内名人とA級順位戦の上位7名と、一人を除いて同じです。
最後の二次予選で、郷田九段を破った深浦王位がリーグ入りしたわけですが、もしこれが逆の結果だったら、まったく同じ8人ということでした。
このメンバー、力が安定してます。ムラがないです。
あともちろん渡辺竜王も含めて、このトップグループの中で、
来年に向かって、どのような格付けに変化していくのか、興味深いです。
そして、今回の最終局の堂々たる戦いぶりを見て、ちょっとシビれました。
深浦新王位、期待してます。
僕としては深浦王位は個人的に応援している棋士のひとりなので
初タイトル獲得は嬉しいニュースでした。
加藤九段の解説,88手目で△7九桂成というのは
普通に▲7六香とされたときに有力な手があるのでしょうね。
プロのレベルではこれで後手が勝勢なのかもしれませんが
この形で僕が後手を持ったらまったく自信がありません。
>僕としては深浦王位は個人的に応援している棋士のひとりなので初タイトル獲得は嬉しいニュースでした。
今まではあんまり意識してなかったんですが、今年になってからの活躍、そして今回の7番勝負でかなりのファンになりました。
>加藤九段の解説,88手目で△7九桂成というのは
普通に▲7六香とされたときに有力な手があるのでしょうね。プロのレベルではこれで後手が勝勢なのかもしれませんがこの形で僕が後手を持ったらまったく自信がありません。
7六香には、8九成桂、同玉、6七金。
7九同銀には、7八龍とバサっと切ってしまい、同銀に3三歩と馬筋を遮断するのが好手と、あります。
なるほど,△7九桂成に▲7六香の変化ははっきり後手が勝ちですね,
▲同銀の方はすぐに勝てるわけではないですが
やっぱり後手の方に分があるみたいです。
最後の△3三歩というのがうまい手ですね。
TBと、拙ブログのエントリー記事を紹介していただき、誠にありがとうございました。
小生もこの将棋は、凄く勉強になるんじゃないかと思って、今月から週間将棋を宅配していただいて入手しました。
どのプロ棋士も「感動的」と言っていますね。
後手に勝ち筋があったという点も凄く勉強になるだろうし、逆に、後手を持って指したら、自信がないですね(入門者だから、当たり前!?)。
そんな「大熱戦」を制しての奪取ですから、喜びもじわじわと…という感じでしょうね。
しかも、王将戦の挑戦者決定リーグ戦にも名を連ねました…。
タイトル奪取で、貫禄も徐々についてきた気がします。
これからも深浦王位には、良い将棋をファンに披露して欲しいです。
>丁寧な解説,ありがとうございます。なるほど,△7九桂成に▲7六香の変化ははっきり後手が勝ちですね,▲同銀の方はすぐに勝てるわけではないですが
やっぱり後手の方に分があるみたいです。最後の△3三歩というのがうまい手ですね。
加藤九段自信の読みのようです。ほんと、深いですね。
☆Danchoさん、こんばんは。
>小生もこの将棋は、凄く勉強になるんじゃないかと思って、今月から週間将棋を宅配していただいて入手しました。
ほんと、週刊将棋は読み応えあります。
>どのプロ棋士も「感動的」と言っていますね。そんな「大熱戦」を制しての奪取ですから、喜びもじわじわと…という感じでしょうね。
王座戦第三局もそうですし、感動の名局、最近多いですね。
>タイトル奪取で、貫禄も徐々についてきた気がします。これからも深浦王位には、良い将棋をファンに披露して欲しいです。
はい、竜王ほどではないですが、かなりファンになりました。