またまた間が空いてしまいました。
久々の電王戦ネタです。
《電王戦の行方》、《その2》、《その3》と書いてきましたが、この件についてかなり深く掘り下げているのがギズモさんのブログ。
電王戦タッグマッチを考える その1 プロ棋士のコンピュータに対する認識の現状をまとめてみる
電王戦タッグマッチを考える その2 プロ棋士がコンピュータの強さを認めない理由とは?
電王戦タッグマッチを考える その3 2つの事例から見る、話し合うことの大切さ
電王戦タッグマッチを考える その4 この棋戦の成否を決めるのは何か?
電王戦タッグマッチを考える その5 連盟を根底で支えているのは何なのか?
電王戦タッグマッチを考える その6 アマチュアに及ぼす影響は?
電王戦タッグマッチを考える その7 今までのまとめ
僕がいろいろストレートに言いたいことを多角的にうまくまとめて書いてくれています。
さて、面白かったこの本の中でも関連する部分が出て来てますね。
対局中の荷物検査、つまりカンニングの対処問題についての質問に対し、渡辺二冠は下記のように答えています。
・現在のところ荷物検査はないけれど、あった方がいいと思ってます。
・携帯の持ち込みを制限しようという話になったのですが、結局はまとまらなかった。
「棋士はそういうことをしない。するわけがない。」という意見があった。
・しっかり検査しようとするとめんどくさいことも多いので、今はモラルに任せると言う意見が多い。
・きっちりしたルールを決めた方が対局者も気持ちいいでしょ、という考え方。
・この一局だけはどうしても勝ちたい、しかも大金が得られる、という将棋で不正をしないと言い切れるか。モラルに任せる方がかえって酷。
・スポンサーやファンがどう見るか、ということもあるので、そういう状態で指している将棋にはたしてお金を出そうと思ってもらえるのか。(ごとげんさん)
・どうやっても抜け道は出てきちゃうので厳しく規制しても完全に防ぐことは不可能。でも最初の一歩を踏み出すことが進むべき方向性を示すと言う意味で重要。
・しかし「ルールは必要ない。と考える棋士が一定数いるので制度化は難しいのが現状。
すべて渡辺二冠の意見に賛成です。
ここまでコンピュータが強くなったわけだから、早急にこういう措置を考えていかないと自分たちの首を締めることになると思います。
次にssayさんのいかにもssayさんらしい最新の記事、《電王戦タッグマッチについて》。
ハンセン、ブロディとか、世界最強タッグの話、懐かしいことこの上ないしすっかり楽しませていただきました。
ハンセンとウィリアム・ルスカ、ブロディとモハメド・アリのタッグマッチ?(笑)
見てみたいです。
ペアマッチでハンセンと吉田沙保里、ブロディとやわらちゃんって言うのはどう?
ま、世界最強タッグの話はともかくとして、つい最近、僕の《電王戦の行方・その3》にコメントが来ました。いろいろ話題になっていた電王戦タッグマッチは臨時総会で白紙撤回になったという噂があるみたいです。
ほんとかどうかは全然わからないのですけど、もしそうであれば僕としては一安心です。
まだずいぶん先のことなのだから、棋士や関係者が皆問題意識を持ち、リスクもデメリットも明らかにした上で本当にやるのかどうか真剣に議論を戦わせるべきだと心から思ってましたし何度も警鐘を鳴らしてました。
何の話し合いも持たれないままに理事会とドワンゴだけでどんどん進めていっちゃうと言うのは絶対に悪手だと断言できます。
落ち着いてしっかり議論して判断して、もしやるにしてもすべてを納得した上でやればいいと思います。
一ファンの勝手な心理ではあるけれど、特に棋士の方々の懸命な判断をお願いするしかない大事な局面だし、昔から一貫して大好きな将棋、敬愛してやまない棋士、という僕の中の位置づけをずっと継続できるよう願ってやみません。
久々の電王戦ネタです。
《電王戦の行方》、《その2》、《その3》と書いてきましたが、この件についてかなり深く掘り下げているのがギズモさんのブログ。
電王戦タッグマッチを考える その1 プロ棋士のコンピュータに対する認識の現状をまとめてみる
電王戦タッグマッチを考える その2 プロ棋士がコンピュータの強さを認めない理由とは?
電王戦タッグマッチを考える その3 2つの事例から見る、話し合うことの大切さ
電王戦タッグマッチを考える その4 この棋戦の成否を決めるのは何か?
電王戦タッグマッチを考える その5 連盟を根底で支えているのは何なのか?
電王戦タッグマッチを考える その6 アマチュアに及ぼす影響は?
電王戦タッグマッチを考える その7 今までのまとめ
僕がいろいろストレートに言いたいことを多角的にうまくまとめて書いてくれています。
さて、面白かったこの本の中でも関連する部分が出て来てますね。
渡辺明の思考: 盤上盤外問答 | |
クリエーター情報なし | |
河出書房新社 |
対局中の荷物検査、つまりカンニングの対処問題についての質問に対し、渡辺二冠は下記のように答えています。
・現在のところ荷物検査はないけれど、あった方がいいと思ってます。
・携帯の持ち込みを制限しようという話になったのですが、結局はまとまらなかった。
「棋士はそういうことをしない。するわけがない。」という意見があった。
・しっかり検査しようとするとめんどくさいことも多いので、今はモラルに任せると言う意見が多い。
・きっちりしたルールを決めた方が対局者も気持ちいいでしょ、という考え方。
・この一局だけはどうしても勝ちたい、しかも大金が得られる、という将棋で不正をしないと言い切れるか。モラルに任せる方がかえって酷。
・スポンサーやファンがどう見るか、ということもあるので、そういう状態で指している将棋にはたしてお金を出そうと思ってもらえるのか。(ごとげんさん)
・どうやっても抜け道は出てきちゃうので厳しく規制しても完全に防ぐことは不可能。でも最初の一歩を踏み出すことが進むべき方向性を示すと言う意味で重要。
・しかし「ルールは必要ない。と考える棋士が一定数いるので制度化は難しいのが現状。
すべて渡辺二冠の意見に賛成です。
ここまでコンピュータが強くなったわけだから、早急にこういう措置を考えていかないと自分たちの首を締めることになると思います。
次にssayさんのいかにもssayさんらしい最新の記事、《電王戦タッグマッチについて》。
ハンセン、ブロディとか、世界最強タッグの話、懐かしいことこの上ないしすっかり楽しませていただきました。
ハンセンとウィリアム・ルスカ、ブロディとモハメド・アリのタッグマッチ?(笑)
見てみたいです。
ペアマッチでハンセンと吉田沙保里、ブロディとやわらちゃんって言うのはどう?
ま、世界最強タッグの話はともかくとして、つい最近、僕の《電王戦の行方・その3》にコメントが来ました。いろいろ話題になっていた電王戦タッグマッチは臨時総会で白紙撤回になったという噂があるみたいです。
ほんとかどうかは全然わからないのですけど、もしそうであれば僕としては一安心です。
まだずいぶん先のことなのだから、棋士や関係者が皆問題意識を持ち、リスクもデメリットも明らかにした上で本当にやるのかどうか真剣に議論を戦わせるべきだと心から思ってましたし何度も警鐘を鳴らしてました。
何の話し合いも持たれないままに理事会とドワンゴだけでどんどん進めていっちゃうと言うのは絶対に悪手だと断言できます。
落ち着いてしっかり議論して判断して、もしやるにしてもすべてを納得した上でやればいいと思います。
一ファンの勝手な心理ではあるけれど、特に棋士の方々の懸命な判断をお願いするしかない大事な局面だし、昔から一貫して大好きな将棋、敬愛してやまない棋士、という僕の中の位置づけをずっと継続できるよう願ってやみません。
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