即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

常識の崩壊

2012年06月19日 21時21分23秒 | 雑感
自己都合で退職した元同僚が半年間のプー経験を売りに在籍時以上の待遇を求めて復帰を希望してきて驚いた。
ちょっとこれ読んでみてくださいよ。
もー、あきれたとか、想像を絶した、とか言ってる場合じゃない。
信じられないけど、こういうことが現実となってきている様子はひしひしと伝わってきている。
ひたひたと今までの常識とは別のものが押し寄せて来ていて、この流れが続いていくと一体どういう世の中になるのか予測がつかない。

前に書いた記事、モンスターペアレント然り。

スポーツクラブでの信じられない出来事の数々も現実。
注意の貼り紙の数
信頼の絆

そして、最近会った外食業界の人の話。

ドリンクバーをやっているお店なのだけど、最近マイボトルを持ってきて、ジュースなどを入れて帰る若い人が結構多いのだとか。
そして、それはダメだと丁寧に注意すると、ドリンクバーは飲み放題なんだから何でダメなのか、まるで理解しないとのこと。
挙句の果ては逆切れしてずっと店に文句を言ってるのだそうな。
そして、再び来ては同じことをするとのこと。

それからサラダバー。
一人だけ頼んで、皆で分けて食べていて、それも全然コソコソしてなく、当たり前のようにやってるのだそうな。
つまりあからさまに、罪の意識とか悪気はまるでなく、食べ放題だから当たり前と考えている。

オーマイゴッド。

えっ、なんで悪いの?
ダメっていう方がおかしいでしょ?
そんなケチケチするんなら、ドリンクバーとかサラダバーなんてやらなきゃいいっしょ?

完全に認識が食い違ってる。

こういう状況になり、レストラン側としては、あまりに目に余るのは注意せざるを得ないので、メニュ-やテーブルに大きく目立つように書いておきたくなる。

こういう当たり前の注意事項やお願いをすごく目立つようにこれでもか、と表示しなきゃいけなくなることは、普通のお客としてとても嫌ーな気分になる。
そんな人が増殖してるなんてわからないから、ここまで書くようなレストラン側を、けち臭いなあ、馬鹿げてるなあ、という目で見る。

どんどん住みにくい世の中になる。
豊かでない、楽しくない、悲しい寂しい国になっていく。

最近、政治家とか、東電のような企業とかも、言葉の通じない異国の人々のように思える。
そんなこと言ったら異国に失礼だ。

こんな世間に誰がした。

羽生さんが名人戦で負けちゃったショックもあり、いかにも梅雨らしい天候もあり、なんだかこのところ重苦しい日々。

結局、政治もドリンクバーも全部人のせいだなんて言ってられないわけだし、人のせいにしたところで何も得るものはない。

こういう人がいることを、そして増えていることを、自分事として捉えていかないといけない。

レストランの立場に立ったら自分はどうするのか。
もしも、教師だったら、スポーツクラブ側だったら、そして政治家だったら。

真剣に、かつ、ゆるゆると考えつつ、一歩ずつでも前に進むように地道にがんばるしかないですね。
楽しい世の中にできるよう、一人一人がやっていくしかないですね。
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