ギョーザ中毒 人為的に混入強まる 中国で製造・流通時に(産経新聞) - goo ニュース
期せずして、凡人さんもこのことを書いてますが、ちょっと違う視点で。
最近、このニュースで持ちきりですね。
もう絶対に中国食材は食べない、と、街頭インタビューなどで皆が言ってる。
そりゃあ、あんな被害を目の当たりにしたら、誰だってそう思ってしまう。
ただ、その前に、我々消費者はメーカーや流通に対して、1円でも安いものを求めていなかったか。
メーカーはそれに応えようとして、1円でも安くできるところに発注する。
当然仕事は中国に行く。
価格だけでなく、品質も求めてはいるけれど、安さが正義、という感は否めない。
安全なのが当たり前。
安いのが当たり前。
もちろん両方を満足できればいいけれど、安さの方にウェイトが行ってしまうので、中国に目が行き、そして劣悪な環境で生産が行われる。
無理に無理を重ねて価格競争に勝とうとする。
しかし、特に食品は、当然ながら安ければいいということではない。
しっかりした安全検査とか、品質管理とか、それ相応の必要コストがかかる。
精一杯の企業努力は必要だけれど、それ以上の経済原理が働くので、当然どこかが蔑ろになる。
これだけの検査とか、品質管理とか、念には念を入れてやっているので、少し高いですよ、という売り方に修正していかないといけないのでは、と思う。
買う方も、そういう目で、買い物をしていく習慣をつけないといけない。
ディスカウント=ディスクオリティ?
品質も良くて、しかもめちゃ安、だなんて、そんな自分だけうまくいくわけはない。
消費者はしかるべきコストをきちんと払うから、という姿勢がないと、
何でも安けりゃいいだろ、の世界になってしまう。
安全代、安心代は高くつくもの。
別にいい加減な企業をかばったりするわけじゃないのだけど、
自戒の意味で、そう思った次第です。
期せずして、凡人さんもこのことを書いてますが、ちょっと違う視点で。
最近、このニュースで持ちきりですね。
もう絶対に中国食材は食べない、と、街頭インタビューなどで皆が言ってる。
そりゃあ、あんな被害を目の当たりにしたら、誰だってそう思ってしまう。
ただ、その前に、我々消費者はメーカーや流通に対して、1円でも安いものを求めていなかったか。
メーカーはそれに応えようとして、1円でも安くできるところに発注する。
当然仕事は中国に行く。
価格だけでなく、品質も求めてはいるけれど、安さが正義、という感は否めない。
安全なのが当たり前。
安いのが当たり前。
もちろん両方を満足できればいいけれど、安さの方にウェイトが行ってしまうので、中国に目が行き、そして劣悪な環境で生産が行われる。
無理に無理を重ねて価格競争に勝とうとする。
しかし、特に食品は、当然ながら安ければいいということではない。
しっかりした安全検査とか、品質管理とか、それ相応の必要コストがかかる。
精一杯の企業努力は必要だけれど、それ以上の経済原理が働くので、当然どこかが蔑ろになる。
これだけの検査とか、品質管理とか、念には念を入れてやっているので、少し高いですよ、という売り方に修正していかないといけないのでは、と思う。
買う方も、そういう目で、買い物をしていく習慣をつけないといけない。
ディスカウント=ディスクオリティ?
品質も良くて、しかもめちゃ安、だなんて、そんな自分だけうまくいくわけはない。
消費者はしかるべきコストをきちんと払うから、という姿勢がないと、
何でも安けりゃいいだろ、の世界になってしまう。
安全代、安心代は高くつくもの。
別にいい加減な企業をかばったりするわけじゃないのだけど、
自戒の意味で、そう思った次第です。
企業にとってはいつも変動する相場があるだけなんです。価格が付いているのは、利益を上げるためなんですよ。他に存在するのは、リスク、です。
>上石さん
>企業にとってはいつも変動する相場があるだけなんです。価格が付いているのは、利益を上げるためなんですよ。他に存在するのは、リスク、です
そういう考え方、企業もあるでしょうね。
「リスク」というのがどう定義されるのか分かりませんが、上石さんの文から考えると、価格=利益+リスクとなりますから、原材料費、人件費、輸送費、宣伝費、開発費、品質管理費、補償費などすべてのを含めた費用ということでしょうか?「リスク」という捉え方は少し悲しいですが。
価格の考え方は、立場によっていろいろあると思います。商品そのものの価値であったり、希少性から値がついたり、装飾品などのように高いほどハクが上がったり。
企業にとっても価格の考え方はいろいろあると思います。基本的には原価+利潤でしょうけど、価格競争によって、品質保証が軽視されてしまうことがあります。
「しかるべきコスト」ととは、本文でも述べられていたと思いますが、しっかりした品質保証が含まれた価格ということだと思います。
個人的には、パーソナルコンピュータやDVDレコーダーは少し高くついても、故障しない方がいいです。まあ、すべてにおいてそうですが。
いろんなリスクがあります。全て国産の農作物でできうるのか。そもそも農作物自給率の低いわが国でできるのか。
冷凍食品が使えなくなると、世の母親たちはさらに早起きして、疲労が増すのではないでしょうか。
いっそのこと、18~30歳を都市立ち入り禁止にして、荒廃した中山間地の農地を耕したり、街路樹の間にかぼちゃを植えたり(ディック・ミネだね)させますか。
しかし、このコストの中の原材料費は相場により常に変動します。輸送費、宣伝費などは外国への輸出の場合、変動する通貨レートに影響されるものです。物価に影響する人件費も変動するものです。従って「しかるべきコスト」などというのは元々、ない、のです。常に変動するものに「しかるべき」ものは、ない、のです。ある、と思うのは単なるイメージに過ぎないんです。
「しっかりした品質保証」とは、価格に織り込まれているか、別のアフターケアーか、単なる企業イメージか、それ以外では、消費者にとっての、リスク、でもあるでしょう。
では、企業におけるリスクとは?
――これも常に不確実なものなのです。
振られ飛車さん、現実的ですね。