即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

「必死」

2010年07月31日 15時09分01秒 | 雑感
先月に続いて今月も親しい友人の父親が亡くなりました。

真夏と真冬はいつも多いですね。

そんなことを思っていたらたまたま最近来た田坂広志さんのメルマガがこれ。
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「必死」という言葉

ときおり
耳にする言葉があります。

「死ぬ気になって、やります」

「必死になって、頑張ります」

この言葉を聞くとき、
いつも、一つの思いが、心に浮かびます。

たしかに、人間、
死ぬ気になったとき、
信じられぬほどの力を、発揮する。

必死になったとき、
想像を超えた力を、発揮する。

けれども、静かに見つめるならば、
この言葉は、不思議な言葉。

「必死」と書いて、

「必ず死ぬ」と、読む。

そうであるならば、
本来、我々は、

誰もが、必死。

この言葉を目にするとき、
いつも、そのことが
心に浮かびます。

そして、そのとき、
たしかに、

体の奥深くから、
力が湧いてくるのです。
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今回何度も書いたワールドカップの時もそうだったし、仕事でも選挙でもスポーツでも

「死ぬ気になって、やります」
「必死になって、頑張ります」

という台詞はよく聞かれる。

僕は体育会系でもないし、あまりそういうひっちゃき系のフレーズは使わないし似合わないように思っているし、ギンギンでなく淡々とがんばりたい。

どうせいつかは死んじゃうんだから。
死んでもともと。
死んだと思えば怖いものなし。

以前書いた記事、生きてるだけでまるもうけで、こんなことを書いていました。

『辛い判断、状況、の時、
どうしようか、どうやっても道は開けない、みたいな時、

まあ、どうなっても、どっちにころんでも、命をとられるわけではない、
「死にゃあしない」から、ま、いっか、って。』

田坂さんの話ほど深く重くはないのだけど、

ま、生きてりゃなんとかなるさ。
生きてるだけでラッキーじゃん。
苦労したところで死ぬわけじゃないから、それだけで幸せだよ。

って鷹揚で楽天的なスタイル。

でもお気楽でいい加減ということではなく、
当然真剣に自分ではできる限り精一杯やる。

その精一杯の力というものが、持続可能な「想像を超えた力」になっているのであればいい。

自分ではそこまではできないと思える力をいかに継続的に出し続けられるかが問題。

先日書いた個人の座標軸の話で言えば、スティーブ・ジョブスの言葉にも当てはまる。
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「自分のやっている事が好きで好きで仕方がない」と思えたときに初めて、素晴らしい仕事ができる。自分が本当にやりたいことが見つかるまで諦めてはいけない。現状に落ち着いてしまってはいけない。

“時間は有限だ。人に言われるままではなく、自分の人生を生きなさい。他人の意見ではなく、自分の内なる声を聞きなさい。そして何よりも、自分の思うところ、直感を信じる勇気をもちなさい。それが、本当にあなたの目指したいことなのだ。

“Stay Hungry. Stay Foolish.”

人生をとことん楽しみなさい。失敗したっていいじゃないか。
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うーん。
すべて共通してきますね。

Hungryで、Foolishに。

暑い夏、熱中症で死なない程度に、ゆるゆると着々といろいろやっていきましょう。
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