即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

今日は、仕事にならない

2007年10月17日 19時14分13秒 | 将棋
今日は仕事も忙しかったけど、

はっきり言って、それどころじゃなかったですね。

竜王戦第1局

そして、女流王位戦第三局

NHK将棋講座コンビ、というか、週刊文春コンビの大一番です。

特に夕方から、もう気が気じゃなくて・・・。

仕事をしつつも、ずっと気持ちは将棋の方に行っていて、

電話の応対も、何言ってんだか・・・。

仕事抜け出して、新橋駅前の竜王戦大盤解説会(解説:大内延介九段 聞き手:藤森奈津子三段)にも行こうかな、と思ったり。

そうこうしているうちに、

石橋女流四段、勝ち!
で、2勝1敗に。

で、渡辺竜王も、勝勢かな、と思ったら、
こちらも、見事に、勝利!

いやあ、いい一日です。

仕事に集中できなかった甲斐があったというものです。

これから風呂上りのようないい気持ちで、今日いい加減にすませてきた仕事、少しやりますね。
急にテンション上がって、電話したりして。

自分ながら、なんだか現金なやつ。

やあ、それにしても気持ちいい!
コメント (7)
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結果を知るときの緊張

2007年10月17日 01時34分31秒 | 健康
このところ、川島さんの記事、仕事と健康と
そして、Danchoさん『花巻』に思いを馳せる
その記事の元になった風屋さん9月10日の記事
それからつい最近生まれて初めて入院経験をしたginzaさん入院日記

などなど、お約束のカラダのこと、です。

実は、7月に、医者の友人に勧められて、
PET健診(がんの早期発見、治療に威力を発揮する最先端の画像診断)、やりました。
こういうやつです。↓

『PET検査とは、正常細胞より3~8倍も多くブドウ糖を摂取するがん細胞の特性を利用した画期的な検査法です。FDGというブドウ糖に似せた薬剤を体内に注射し、薬剤ががん細胞に集まるところを画像化することで、がんの有無や位置を調べます。PETとはポジトロン・エミッション・トモグラフィーの略称で、日本語では「陽電子放射断層撮影」を意味します。』

これは早期にガンが発見できるらしく、費用は高いのだけど、ニーズが高まっているとのことです。
友人の会社では、管理職全員にPET検査を受けさせたとのことで、そのうち約1割は、結構やばい状態だったらしく、即再検査、入院となったらしいですが、そういうことが早めにわかっただけでも良かったと言ってました。

大事な管理職の人たちが、急に倒れたり体調悪くなったりしたら、すぐには代わりはいないし、会社としても困ってしまう。そのための投資、リスクヘッジ。
リスクマネージメントとしてのPET検査、だとのこと。なあるほど、ですね。

話を僕のことに戻して。
8月に結果が来ました。

甲状腺に1cmの結節を認め、
F+(FDGというブドウ糖に似せた薬剤)が集積しました。
甲状腺腫瘍と思われます。

念のため、専門医を受診してください。
他にはガンを疑わせる所見はありませんでした。』

とのことでした。

ありゃあ・・・。

甲状腺って?
どこの部分ですか?
答えられますか?
何をつかさどってる器官でしょうか?

では、はい、お勉強。

甲状腺とは

甲状腺と呼ばれている臓器は人間誰でも持っております。のどぼとけの下に、ちょうど蝶が羽を広げて気管を抱くような形でくっついています。大きさは、左右に広く縦4cm厚さ1cmで重さは15g、正常の甲状腺は柔らかいので外からは触ってもわかりません。

甲状腺の働き
甲状腺の働きは、食物中のヨードを材料にして甲状腺の中で甲状腺ホルモンを2種類合成し、血中に分泌する内分泌の臓器です。
その甲状腺ホルモンは、トリヨードサイロニンといって3個のヨードを含むT3、もう一つはサイロキシンといって4個のヨード含むT4とそれぞれ呼ばれ、トリヨードサイロニン(T3)の方がサイロキシン(T4)より4倍も強い働きをします。
甲状腺ホルモンの量は、脳にある脳下垂体からでる甲状腺刺激ホルモン(TSH)により調整されています。健康な人は、ちょうど良い適量の甲状腺ホルモンが血液中に存在する為に、快適な生活が送れるのです。

甲状腺ホルモンの働き
甲状腺は、体の新陳代謝を促す甲状腺ホルモンを分泌しています。甲状腺ホルモンは、哺乳類や両生類などの動物も持っており、例えばオタマジャクシの甲状腺ホルモンが不足するとカエルになる事ができません。

人間の新生児では、甲状腺ホルモンが不足すると脳の発育や成長が遅くなり、知能障害や身長が伸びないクレチン症という先天性甲状腺機能低下症の病気を引き起こす原因となります。この時は、速やかに不足している甲状腺ホルモンを補う治療を開始しなければなりません。

このように、甲状腺ホルモンは発育や成長に欠かすことができず、また全身(脳、心臓、消化官、骨、筋肉、皮膚、その他)の新陳代謝を活発にする働きがあり、精神神経や身体の活動の調整にも働きます。

わかりましたか?

ということで、甲状腺に関しては、日本では右に出るところがないという、
原宿の伊藤病院に行って来ました。

全国から患者さんが押し寄せているようです。
(それも8割方が女性。病院で、近くのホテルなども紹介しています。)
原宿のど真ん中にあるこの病院はかなり大きいのに、いつも超満員。
12もある診察室は、いつもフル稼働。
診察券を機械に入れると、自分が何番の診察室で、何番目なのかわかるようになっているので、便利といえば便利なんですが、55番目とか、63番目などといった順番が平気で表れます。

初診。診察+採血・超音波検査。

2回目。院長の診察。しこりがあるのは確か。良性か悪性か、調べる必要があるということで、さらに詳しい検査をするとのこと。帰りに再度詳しい超音波検査。

3回目。日を変えて、組織を採る。
針を刺して、しこりのところの組織(細胞)を採る。
すぐ終わったけど、これは結構怖かった。

4回目。いよいよ結果を聞くために、院長のところに。
あー、もし、やばかったらどうしよ?
PETで、ブドウ糖が集積したってことは・・・・。
悪性とでも言われたら、甲状腺癌

順番が近づいてきて、
名前、呼ばれて・・・、
ドキドキ・・・。

さあ、行くしかない

緊張の一瞬。
先生がまだ話し出す前に顔色を伺う。

『nanaponさんね、良性なので安心してください。
ただ、経過は診ないといけないので、3ヵ月毎くらいには来てください。』

ふ~

仕事よりも何よりも比べ物にならないくらい大事なカラダ、健康。

カラダが調子悪いと、社会に対してとか、いろんなものに対して、怒ったり、おかしいよなあって思ったり、センシティブに感じる力まで鈍ってしまう。
何事も、ふんばりがきかなくなる。どうでもよくなる。

皆様、寒くなってきたこともあり、まずは、健康、まずは、体調管理ですね。
ご自愛くださいませ。
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