風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

学生と花巻の産業について考える会

2016-12-06 | 社会・世界・平和


日曜の夜に参加。
参加者の半分以上が大学生であり、
若い人たちの中でダントツの年寄りだったが(^^;
(ちょっと場違いな感じも・・・)
若い人たちが市街地に求めるものが
漠然とでもつかめたというのは大きな収穫。
と同時に、今自分が考えてる方向性について
決して的外れではないことも確認できた。

参加者の集め方や会の進め方については
まぁ一応これでもダテに歳を取っているわけではなく
それなりにいろいろ経験もしてきているので
「もう少しこうすれば」とか
「こういうやり方の方が」とか思ってはいたけれど
でも学生主体でこういうことを考え
こんなイベントを開催するというのはすごいこと。
素晴らしいと思うし
この人たちがそのままこの町で活動してくれれば
花巻の未来も決して悲観することはないと思う。
先日の地方の少子化対策を扱ったNHKテレビで大学の先生が
「市民の1割が志民」と言っていたけれど
この人たちはまさに志民。
その動きの中であと2割の支民が生まれてくれば・・・
おじさんは彼らを見えないところで支えることができれば・・・
心からそう思った。
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国際フェア in はなまき

2016-12-05 | 文化










毎年恒例のイベントに出かけた。
(風邪が軽減してよかった ^^)
身近に異文化と触れることができるのは
とても意義あることだと思うんだ。

本当はもっと色々な文化に触れたかった。
たぶん対象が若い人たちや家族連れだったからかもだけど
自分ぐらいの年代だとボードゲームなどよりも
お茶でも飲みながら話をする機会や
歌や踊り、衣装などにたくさん触れたいと思った。
去年の民族衣装ファッションショーは良かったなぁ。

でもね、ワールドキッズコーナーで
外国の人たちと子ども達が触れ合えるのはいいと思うなぁ。
小さい頃から自分と違い人たちに触れるのは
お互いの間にある壁を、少なくとも低くしてくれる。
そういう意味ではボードゲームも良かったと思う。
ワタシも、国際フェアの前身「ワールドキッズ」の時には
ボランティアスタッフとして参加したことがあった
子供達にはとても意義あるイベントだと思うんだ。
ぜひ今後も、さらにパワーアップして続けて欲しい。

個人的に一番興味深かったのは
一番下の写真の中国新疆ウイグル自治区出身ご夫妻による踊り。
あんな感じの伝統的踊りは素晴らしい。
ゴスペルクワィヤーも良かった。
できればピアノだけでも生演奏が良かったなー。
国際色豊かなメンバーだとさらに。
あんな感じならワタシもやってみたい(笑)
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「んだっけ」

2016-12-04 | 文化
疑問を聞き返す言葉ではない。
岩手の言葉で「そうらしいよ」という意味。
東京での学生の頃、
高校時代の同級生たちとの会話を聞いていた
他地域出身の人に
「岩手の人って『け」って言うよね」
と指摘され、
その時初めて全国一般的な言い方じゃないと知った(笑)

「んだ」はおなじみ、肯定する「Yes」という意味。
「っけ」はどうやら
過去の伝聞や詠嘆を表す助動詞「けり」の音便形らしい。
(活用形はラ行変格活用)
ってことは「そうでありけり」と古語を話していることになる。
「お前ぇだっけ」は「お前でありけり」
「花咲いでらっけ」は「花が咲きけり」
逆に「昔、男ありけり(伊勢物語)」は
「むがし、おどごいだっけ」になる(笑)
方言がいきなり格調高いものに思えけり(これは詠嘆)。

先日
「文章が『ん』で始まるのはアフリカと花巻だけ」
と言う話を聞いた。
なるほど、そうであるらし(推定の助動詞)
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日本の文化

2016-12-03 | 文化

茶の湯が好きだ。
あらかじめ断っておくが
お作法や礼儀が中心の「茶道」ではない。
自分の感覚、美意識、創意工夫を生かすことができる
千利休や古田織部、近代では柳宗悦などの
文化、習慣としての「茶の湯」。
ことさらお茶会やお点前などとシャチホコばらず、
お客様を心からもてなす設えや趣向、
あるいは自分の心と向き合う静かな一瞬のための1服など
普段の生活の中に取り込める茶の時間。
点てる際も順番や段取りなどを暗記で覚えるのではなく
あくまで効率よく、そして自然に点てていただく。
花や軸を、庭を、そして道具を愛でる。
その道具も高価な名物などではなく
素人が作った数百円の茶碗などでも良い。
その場や心境に合う、手触り、形、色味が良いもの。
亭主なりの思いや趣向が反映されているもの。
心得はないものの、華道や建築の世界にも通じる
そんな空間や時間が好きだ。

着物が好きだ。
織りや色、肌触り、そして衣擦れの音を楽しむ。
普段着でよく着る化繊の「洗える着物」だとしても
半衿や履物、帯などの選び方、裾さばきなどが楽しめる。
(化繊はヘタすると襦袢との間の静電気が面倒だけど)
歳とともに姿勢が悪くなってきているけれど
なぜか着物を着ると背筋がしゃんと伸びる。
着物を着ると、手に持つ小物入れの選び方も楽しい。
普段はジーンズだけど、ちょっとした会合の席などでは
スーツなんざ着るより着物の方が気も楽だ。
ここ10年ほど時々着物を着ているけれど(神楽の衣装も)
ようやく最近、着た時の襟元をどうすればいいかわかってきた。
そうなるとますます、着物が好きだ。

地元の神楽をやっている。
保存会に入れてもらってからかれこれ15年。
自分の役割も定まってきた。
もう少し新しいことを覚えて役割を拡げたくもあるけれど
ここ5年ほどは若い連中が中心になってきたので
そのサポート役でもいいかなと考えたりもしている。
猿楽から始まり、修験道の要素も取り入れた岩手独特の山伏神楽。
当然のことながら自然神への深い信仰も身に沁みる。
本拠の神社での祭式の手伝いもしょっちゅうあるので
神様や神社への敬虔な思いも醸造される。
(国家神道ではない、あくまで産土の自然神への信仰)
他流の神楽や、他の伝統的舞踊、音楽にも興味が湧いてくる。
神楽の世界が好きだ。

伝統的生活慣習や文化が好きだ。
当地では飲み会の席で必ず独特の「ご祝い」が歌われる。
新穀感謝祭、観桜会、盆踊り、お盆の法会。
7月の各寺社での宵宮や地元花巻祭、
正月は1年の始まりを寿ぐ元旦祭と奉納神楽。
それらの準備のために集まる地元の人々。
振舞い餅に振舞い酒。歌や踊り。
暖かで心地いいコミュニティがそこにはある。
伝統的生活慣習や文化が好きだ。

畳の部屋が好きだ。
夏は湿気を吸い、冬は暖かい。
裸足で踏みしめるとほどよく柔らかく足に吸い付く。
お茶やお菓子を直接置いてもOK。
正座をすると背筋が伸び、集中力が高まる気がする。
胡座をかいた時には、椅子の時より他の人との距離が縮まる。
盛夏に涼しい風が吹き込む座敷で寝転がるのもいい。
畳が好きだ。

日本語が好きだ。
季節ごとに、自分や相手の立場ごとに
微妙に使い分けられる繊細な言葉。
漢字とひらがなとカタカナが混在し、
恐らく書き言葉としては世界一面倒で難しいと思うけど
季語や古事成語、例えや略語、言葉遊びなどが
かすかな心の内の感じ方などをちゃんと表現できる。
夕暮れ時→暗くて相手がよく見えない→誰そ彼→たそがれとか、
スルメ→アタリメ、湯屋→湯もじなど、遊び心満載の表現も。
古典和歌や都々逸では掛言葉(いわゆるダジャレ)が歌われていて
その表現もウイットに富んでいて面白い。
地方地方の方言もまた味わい深い。
日本語が好きだ。

好きなのは日本の文化。
決して「愛国」を声高に言う人達のような
日本の国家や国体のことじゃない。
しかもそれは他の国より優れているとも思わない。
どの国の、どの民族の文化もその人たちにとっては1番だろう。
自分の身の丈にあった暮らしが好きなのだ。
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花巻をプロモート

2016-12-02 | 文化

「花巻で街のためにこんなことしたい」と
夢を持ち始めてかれこれ20年。
花巻家守舎の人たちと知り合って1年半。
閉店したマルカンのために
自分ができることで何かできないかと動いて半年。
様々な糸が結びつき、人が人を呼び、
その上で今ここにいる。

市街地活性化、移住・定住促進のための
「花巻プロモート」プロジェクトのWSに一昨日参加。
これが2回目の開催だ。
おそらく参加者の中で最年長ながら
(それには自分もびっくり)
外からの目、中からの目で花巻の街を眺め、
だれに、なにを、どうやって訴えていくのか。
今あるもの、これから必要なものも見極めながら
様々な立場の若い人たちの意見を聞いていて
もしかしたら自分が一番勉強になってるかもしれない。

一昨日の場では打ち出すところまで行けなかったけど
夜布団に入ってから考えたキャッチコピーは
「小さな歯車がたくさん回る イケてる街」
花巻の街そのものはまだそうなってはいない。
外に打ち出す前にまずは中からそうなっていく必要がある。
市民がそういう街を作らなければ。

ともに考える仲間たちがこんなにいる。
(まだまだたくさんいるのだけれど)
WS後の食事会も楽しかった(^^)
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砂コーヒー

2016-12-01 | 食べ物・お店

スタバが無かった鳥取県で
それを逆手にとって「砂場コーヒー」ができた事は
全国的にもけっこう話題になった。
なんせ砂丘で知られる県だからねぇ。

で、実はこの砂場コーヒー
話題性だけでは無かったことを実感した。
砂場コーヒーで出しているこの砂コーヒーが
実にうまいのだ。
なんでも砂丘の砂で焙煎してあるとの事。
えぐ味がないまろやかさを持ち、香り高いその味は
正直言って(個人的には)スタバのコーヒーよりもうまい。
いただきもので1度飲んだら、
そこらのスーパーで売ってるコーヒーが飲めなくなった。
ということでネットで注文。

話題性と品質。
地方発の産物はこうでなくっちゃ。
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最近買った本

2016-11-30 | 読書


ワタシは何になろうとしているのか。
何をやろうとしているのか。
最近買った本を並べて再確認してみる。
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時の流れ

2016-11-29 | 風屋日記








かれこれ38年前、高校3年生だった。
当時のGDPは現在の約半分。
円相場は200円強で、これまた現在の約半分。
カード式電卓やNECのPC8001が発売され、
インベーダーゲームが流行り、
デジタル時代の幕開けとなったころ。
カセットテープレコーダーを小型化した
ウォークマンが若者に大ウケし、
アメリカのアウトドアファッションや
ウエストコーストファッションが流行るなど
若者が文化の最先端を担い始めた時代。
米中国交が成され、イラン革命もこのころ。

ずいぶん昔だねぇ。
でも高校の卒業アルバムを見てみると
高校生たちの姿は今とそんなに変わらない。
18歳も、38年経てばりっぱなおじさんになる。
言い方を変えると
今はしょぼいおじさんやじいさんでも
かつては将来に不安や期待を抱きつつも
汗をかきながら走り回る若者だった。
今10代〜30代の若い人たちも
数十年経てばおじさんやじいさんになっていく。
時間は残酷だけど公平。
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「へうげもの」十一服、十二服

2016-11-28 | 読書

以前から読み続けていた文庫版。
十服までしか持っていなかったので
このたび久しぶりに2冊大人買い( ̄∇ ̄)

この2巻の時代は関ヶ原の合戦〜その後。
大河ドラマ「真田丸」の後半と同じ時代になる。
石田三成一派を蹴散らしたところまでは
諸大名たちも意気揚々だったものの。
いつの間にかじわじわと家康の天下になって行く。
それに気付き始めた福島正則や加藤清正などの
豊臣の血縁や恩顧の大名たち、
そして東軍につきながらまだまだ天下を狙う伊達、
関ヶ原で家康の敵に回った上杉、毛利など。
その辺りの虚々実々の駆け引きや思惑、策略など
大河ドラマでは描ききれなかった部分が
このマンガによってとてもよくわかってくる。

有楽斎の立ち位置、各々有力大名の野心、
大坂方の気持ちや家康の計画など
大河ドラマを見る上でとても参考になっている。
そして主人公の古田織部の切腹の理由も
徐々にわかって来た。
それらは全て、あくまで作者の解釈によるし、
基本的にすべてフィクションだけれど、
でも確かにそう解釈するとすんなり腑に落ちる。

古田織部とともにある意味主人公である
数々の茶道具や茶室、設えの工夫なども面白い。
個人的には、
なるほど、小堀遠州の「きれいさび」は
こうやってできてきたのか・・・
というあたりがすごく面白かった。
織田〜豊臣〜石田〜家康と移っていく時代の中で
それぞれその時力があった者の美意識の変遷が
複雑な桃山文化〜江戸初期の文化を形作っているのだろう。

それにしても、イノベーターであった利休や織部は
現代茶の湯のマニュアル化を草葉の陰からどう見ている?
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LITTLE GIRL BLUE

2016-11-27 | 音楽


JAZZシンガーの下村瑞枝さんと
ピアノの遠藤征志さんとのデュオアルバム完成!!
繊細な歌声と歌心たっぷりの自由奔放なピアノが奏でる
スタンダードバラード集が今月末発売される。
一般的にJAZZというと(個人的には 笑)
薄暗い中で紫煙とウィスキーのイメージだが、
このアルバムはゆっくりとした休日、
差し込む太陽の光を眺めながら
コーヒーとともに聴くのが似合いそう。
これからの季節ならストーブの火に暖まりながら
ひとり静かに鑑賞するというのもいい。

デモ音源を聴いてみた。
鑑賞する分には香り高く心地いい音楽なのだが
歌うことを想像してみると
シンプルに見えて、実際に歌うには難しい曲を
しかも一発録りでレコーディングだなんて
想像するだに恐ろしい(笑)
自分にはとてもじゃないができそうにない。
この2人、やっぱりすごいな(^^;
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幸せ

2016-11-26 | 生活の風景


-5度の朝でも
ストーブの火に暖かく包まれる幸せ。

雨にも、雪にもさられることなく
ふかふかした布団の中で眠れる幸せ。

高級レストランが近くになくても
山や野の産物、三陸の海の恵みが食べられる幸せ。

ブランド品じゃなくても
2〜3千円で好きな服が着られる幸せ。

セレブなパーティーなんか縁がなくても
家族や親しい友人、知人たちと笑顔で過ごせる幸せ。

コンサートホールじゃなくても
自分の部屋でギターや三線弾いて歌える幸せ。

どこかへ出かけなくても
手元に1冊の本がある幸せ。
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BGM

2016-11-25 | 音楽


昨日の仕事中にBGMとして流したのは
ほんっとに久しぶりのこのアルバム。
Leroy CarrのピアノとScrapper Blackwellのギターによる
1930年代録音のold blues。
Robert Johnsonをはじめとする
この当時のドロドロな真っ黒いbluesとは違い
軽やかでおしゃれな雰囲気を持つ「音楽」だ。
自分的にはピアノでのbluesといえばコレ。



次に出してきたのは
おなじみ内田勘太郎師匠の「Chaki Sings」。
長い間愛用してきたChaki P-1をお蔵入りすべく
最後の響きを聞かせてくれるこのアルバムは
ハコの鳴りや、色気たっぷり艶やかな音を存分に引き出し
愛着たっぷりな演奏が心地いい。
勘太郎師匠、ホントにChaki好きだったんだなぁ。



そしてなんと最後はコレ(笑)
池田聡子さんの伸びのある透明な声と
火野正平さんの渋いハスキーボイス。
インスト曲も旅情を誘う。
自転車かなんかでのんびりどこかへ行きたいなぁ。
冬が過ぎて暖かくなってからね(笑)
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新穀感謝祭

2016-11-24 | 文化








勤労感謝の日というのは元々新嘗祭。
今年の収穫を神様に感謝する日だ。
欧米のThanks giving dayも同じ意味。

ということで、
当地では毎年この日に新穀感謝祭が行われる。
地元の熊野神社に、総代や農家の方々が集まり
今年の収穫を産土の神様に感謝する。
我々上根子神楽も祭式を手伝い、権現舞を奉納。
神話上の神様というより、
自然神への感謝が込められた伝統的慣習。
これこそが古からの日本的文化だと感じる。
決して戦前や明治への回帰が日本的とは思わない。
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「太陽の棘」

2016-11-23 | 読書

最後の最後、実話を基にした作品と知って驚いた。
アメリカ占領下の沖縄を描いた作品は数少なく
そういう意味でも興味深く読んだのだが、
全体を覆うこの空気感は
当事者からの取材によって写し出されたものだろう。
しかもアメリカ側からの視点で書かれているということも
この作品をますます興味深いものにしている。

地域の文化や生活を描写するのに
外からの視点はとても大切なことだと思う。
タイラたちの視点から描かれた作品だったら
全く違う作品になったはずだ。
もう一つ感じたことは、
人と人は違いを超えて交わることができるということ。
生きることに、自分の信念に真摯な姿勢は
違いを超えて人を惹きつける。
それがこういう殺伐とした軍隊の中にも存在したことが
ある意味救いになっている。
ただし戦争によって精神を病んだ人たちも出てくるが。
それもまた人間。
実際に銃を手に殺し合いの現場に立った者しかわからない。

 「『戦争は終わってなどいない。
   お前たちは戦争のさなかにいる』って、
  彼らは洗脳されている。
  だから僕は、彼らを診察するたびに、
  ああ、戦争はやっぱりまだ終わっていないんだな、
  って思うんだよ」

 父も、母も、妹たちも、祖母も、もうこの世にはいないのだ。
 アメリカのせいか、ヤマトのせいか、わからない。
 けれど、皆、殺されたのだ。
 戦争という名の、人間が生み出した生き地獄に巻き込まれて。

 「どのみち、おれら全員、いつかは帰ることになるんだろう。
  そうならなくちゃいけないだろ。
  おれらのためにも・・・沖縄のためにも」
 はっとした。
 沖縄のためにも・・・。

 僕らは、遅かれ早かれ、全員が沖縄から引き上げなきゃならない。
 それが、沖縄の人たちのほんとうの自立のためになるんだったら・・・
 僕は、喜んで帰国するよ。
 突然の帰国指令に最初は戸惑ったアランは、
 しかし、そう悟って帰っていった。

 ・・・殺して何が悪い
 私がカウンセリングを担当した患者の中に、そんな風に言った兵士がいた。
 ・・・生きていてもしょうがないような貧乏人を、
    たったひとり、殺したまでだ。
 ・・・どうせ戦争で殺すんだ。何百人、何千人とね。
 ・・・そうさ。何が悪いんだ?

この作品に描かれているのは昔の話じゃない。
沖縄では今もこの時代が続いている。

「太陽の棘」原田マハ:著 文春文庫
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2016-11-22 | 生活の風景


数年前からの症状だけど
両手の中指がおそらく血行障害だと思う。
なぜ中指なのか不明だけど
以前からの右手に続いて2年ほど前から左手も。
夏でも両手中指だけがしーんと冷たい。
寒くなるとその程度がひどくなり違和感がある。
動きに支障はないから放っておいているが
気持ち悪いこと甚だしい。
これが中指で済まなくなったらと思うと
ちょっと怖い気持ちもあるけれど
詰まりが心臓や頭じゃないから見て見ぬ振り(笑)

一昨年あたりから患った左手人差し指のバネ指は
痛さこそなくなったものの違和感は残る。
時々腫れぼったく感じ、何かが滞っている感じ。
指を握ったりさすったりしていると解消するから
やっぱり何かしらの体液か血液が詰まっているのかも。
ひどくなると今でも第1関節に鈍い痛みはある。
一時は医者にも通ったが、これも今は放置。

目の衰えがひどい。
疲れるとすぐに焦点が合わなくなりかすれ目に。
夕方などはしばしばして目が開かなくなる。
涙もポロポロ。
かつて目だけは自信があったのだが
目を酷使する仕事だけに今はおっかなびっくりではある。

それもこれも、歳のせいにしているけれど
衰えってのは目に見えてやってくるものなんだなぁ。



ということで、
目に良いというブルーベリーをスイーツでいただく(笑)
いやいや、単にスイーツを食べたいってことじゃなく
目のため、目のため・・・
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