波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

枝豆の釜煎り

2017年09月12日 | 図工・調理
梅良く焼く、が人類の偉大な進歩『料理』の一歩目ではないか。「枝豆は茹でる」を覆す「枝豆は煎る」。ホッコホコで栗にも似た甘味、塩味が絶妙。買った半分を茹でたら塩味は効いても旨味は弱い。居酒屋で出てくる変哲皆無の枝豆だね。
では作り方:〔材料〕枝豆と塩(笑)〔作り方〕❶枝のつけね側の端を切り、流水で洗う。ザルに取り一握りの塩でもむ。❷鉄鍋に入れ蓋をして強火で蒸し焼きにする。時々揺らして均一に煎る(すぐ焦げるので注意)❸さやが割れたら完成。フライパンでも可、但し蓋必要【dancyu 永久保存版/日本一の野菜レシピから「枝豆の釜煎り」】
 
線は外出先でつまんだ味の薄い枝豆体験。旨味が見事に湯に溶け出した一品。湯の方を飲んでみたい(笑)豆は立派な自家製だから余計に残念。その帰り道、目にした大豆畑はすっかり黄色。もうそんな季節なんだ。いつも花の苗を買って帰る店で格安の枝豆を一束買う。花は終わり今は胡瓜や茄子、ゴーヤなどの実を売っている。
俳句歳時記で『枝豆』は秋。レシピ本にも9月中旬が旬とある。舌に「今度はちゃんとしたのを体験させてやるからな」と約束し、枝豆を焼くレシピがどこかにあったなと旅装を解くやいなや(中学で習い唯一覚えている慣用句「as soon as」)、ここまでは波風氏が奮闘し、これ以後の調理はママヨさんが行い、美味い美味いと言いながら茹でた唐黍も加えて夜食となる。
 
 

 
高校の時の先生に会ってくる。最近、周りの少なくない方々が逝き気分が沈んでいたこともあり元気さが嬉しかった。「教え子というのはこんな気持ちなのか」を体験。どういうわけか、家に帰り着いた夜、今度は自分の教え子たちが病院の待合室みたく次々と。何だか不思議な感じ悲願の大台切ってほぼ10日。7月の人間ドックで『肥満』指定され(前々からだが)、その後のナンチャッテ減量作戦の効果が今になって。あと4キロ減で正常人  裏ブログも久しぶりに「久しぶりの教育記事」で更新
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コスモス揺れて

2017年09月05日 | 日記・エッセイ・コラム

づくと秋。一度見たい『風の盆』(富山県八尾町越中おわら)が確か9月1日から3日3晩踊り明かされたはず。画像でしか見たこと無いが華麗で怪しい舞い。昔読んだ「風の盆恋歌」(高橋治著)のイメージが強く残っているせいだろう。

風の盆風のかたちに指そらせ  藤田直子(「角川 俳句歳時記 秋」)

時分の秋が好き。あいまいな季節だが確実に清浄な空気に被われていく。次に来る冬だって悪くない。今日と明日のことばかり考えていた前は違った。いつの間にか、昔のことを時々思い出して一息ついている年代に入ったせいかな、と波風立男氏は思うのであった。昨日、高校時代の恩師の米寿祝う集いの案内。記念誌発刊もするとのことで表紙作成の依頼あり。描く前に先生の声を久しぶりに聞いてこよう。

風つよしそれよりつよし秋桜  中嶋秀子(同上)

頃になって咲き始めた庭のコスモス。「どうして周りの家のコスモスは盛りなのに、我が家のは咲かないのかな」、なんて子育ての悩みみたいな話していた8月末。朝顔も今頃になって。どちらも秋の花なのだが。昨日は、青い鉄線も再び。画像は昔のイラスト。今年は絵を描いていない。3年続けた個展も今年は一休み。締め切りがあるから物事はすすむを実感。来年のカレンダー用のイラストをそろそろ描き始めなければ。

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