18日の新聞各紙の囲み記事。20年前、半年間だが小5小6複式学級の担任だった。その時、徹底して都道府県名を覚えさせた。教科書や指導書のバラバラな知識の羅列が気になったからだ。1学期最初で都道府県の地図上の位置、県都名、特徴点を『暗記』させた。学級全員11名が目標達成できたのは5月連休後。都道府県名は漢字で書けなくても読ませた。この基礎知識がなければ、ある地域のある事象が他とどう関連しているかが、地理としてわからないままの授業になる。今は大人もそうだ。その点では、「熊本」も「川内原発」も相当に怪しい波風氏だ。
県名のわからないのが一字ある。「『さぬき』は県名じゃないしな。そういえば、香川の『うどん県』はその後どうなったのかな」なんて脱線しながら考える。20字の漢字表を右側から下に向かって当てはめて行き17番目の漢字。老いの楽しみに、今日一日考えてみよう。
※小学校の担任生活、期間は短いが思い出は多い。「牛乳の事情」「確かな学力」(いずれも道新コラム「の食卓」)でそこらのことを書いた。
公式裏ブログ「波風食堂、準備中です」今朝更新。お題は「豚ごぼうそば」また沖縄の基地の悲劇。日米安保に沖縄は入るのか入らないのか、自分が問われてる久しぶりに古本屋。「暮らしの老いじたく」(南和子著:ちくま文庫)、「酒のさかな」(高橋みどり著:ちくま文庫)、「妻と私」(江藤淳著:文芸春秋)。110円×3冊=330円。アマゾンなら、一冊10~50円で郵送費250円。それにしても『110円の江藤淳』、これでも高いのか安いのか。