高校時代から友だちのペンションが紹介されていたのを、雑誌(Cho-co-tto6月号:コープ札幌)を片付けていて見つけた。始めてもう10年なんだ。
彼は誰でも知っている大企業の幹部社員だった。一大決心で早期退職し、昔からの夢を実現した。前に波風家一同で泊まり、その心地よさに感動した。料理に一番驚いた。美味くて、品数が多くて、量も食べきれない。今回紹介のイラストを見て、「変わっていないなあ」と思った。繰り返すが、激戦区のニセコで人気を保っている、立派だ。人柄と志の結果だ。
宿の名は、ファミール・イン・ラミーナ。立男の「ごっこ遊び」と違う。奥さんとともに賭けた人生の歩み。高校時代も大学時代も、悪さも一緒、正義感も一緒に発揮した。立男も…こうしてはいられないなあ、と思いつつ久しぶりに家の中の後片付けをした。夏を迎える一作業だ。
大津の中学生の「いじめ」・自殺の報道が続いている。インターネットには学校名も。当該校かどうかはわからないが公式HPに「ストップいじめアクションプラン」。人権感覚が鋭く問われている、と思った。語る側の自分もだ。昨日、「トガニ」(孔枝泳著:蓮池薫訳、新潮社)を発注した。新聞書評で小説を読みたいと思ったのは久しぶりな気がする。