NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

ひらめかないから解けないのではなく、解いたことがないからひらめかないのです

2008年11月02日 23時55分32秒 | 勉強方法
エジソンの有名な言葉に
発明は99パーセントの努力と1パーセントのひらめきである
と言うのがあります。

あなたはこれをどう解釈しますか?
努力をしていれば必ず報われる。あきらめなければ必ず成功する。
失敗は自分が失敗だと感じた時点で失敗なのである。

など、様々な解釈の仕方ができます。
もちろんどれも間違いではないと思いますしもっと他にもあるでしょう。

よく「がんばったんだから」という言葉で結果のでなかったことを
労う時があります。
ですが、そこで終わってはいけません。

エジソンのこの言葉で注目すべきは「1%のひらめき」です。
ひらめきがなければ99%の努力は結果に結びつかないわけです。
簡単に言えば
ただ単に勉強をしていても、いくら努力していても
1%のひらめきがある人とない人とでは結果の出方が違ってくるわけです。

では「ひらめき」ってなんでしょう。
数学はよく「ひらめかなくちゃ解けない科目」なんて言われ方をしますが
この発想は全く違います。

ひらめきがないから解けないのではなく
解いたことがないからひらめかないのです。

算数の大好きな小学生が中学生の定期試験をひらめきでは解けません。
ですが、算数の知識でも解ける問題であればもしかするとひらめいて
解けることもあるでしょう。

つまり99%の努力が1%のひらめきを創生するのだと解釈して
日々の努力が無駄でないということを頭に入れておいて欲しいと思います。

「どうせやっても無理だ」とか「こんなにやっているのに・・・」などと
悲観的になってしまうこともあると思いますが、どうかこのことを忘れずに
前向きに日々の学習を進めて欲しいと願っています。
(もちろん勉強だけではなくスポーツや芸術、大人も子どもも一緒です。)

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