NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

先生がいないと困る!では・・・

2009年08月24日 23時08分53秒 | 指導方法
いくらすばらしい授業を組み立てたとしても
生徒たちのやる気を損ねてしまうようなやり方では
まったく無意味になってしまいます。
ですが、生徒に合わせてしまうと今度は結果が出ません。
そうなるとまたやる気を損ねてしまうという
悪循環が始まってしまいます。

個別指導は誘導を間違えると生徒のペースを無視して
どんどんこちらサイドの進め方で進めるため
結果、本人の自立心を潰してしまったり
生徒のペースを尊重しすぎると学校の授業では完全に
取り残されてしまう、という状況になります。

高校生にもなると自分でやらなくてはいけない事が
はっきりとわかってきますが、小中学生にそれを望むのは
ちょっとリスクが高いので、と言いますか無理です。

こちらがある程度ペースを作ってあげなくてはいけません。
自分たちの好きな教科や、やりたい単元を学ばせていては
時間が足りない上に、授業の連続性がなくなって
結局、効果の上がらない勉強方法に、なってしまいます。

ただし、自立学習が最終目標ですから
そこへ繋がる指導を考えていかなくてはいけません。
ずっと「先生がいないと困る!」では良くないのです。

難しいのですがそこにやりがいを感じています。

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