NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

怒る前に

2009年09月29日 22時35分40秒 | 指導方法
今日お母様とお話をしていて
「子どもに強制的にやらせること」
についてのお話になりました。

僕はあまり「やらせる」というのが好きではありません。
塾の講師をしていながら何を言ってるの?って
叱られそうですが・・・

理由は
「続かないから」
です。


宿題を忘れる生徒に対して少し注意したり、叱ったりすると
次回からは怒られるから宿題をして来るようになります。

そこで習慣化できれば良いのですが
大人でもなかなか習慣は変えられません。
子どもも同じでまた、やらない、やれない状態に陥ります。

叱られてばかりではもう勉強そのものを
受け付けなくなりますし、そうなったらなかなか戻れません。

つまり叱ってやらせるのは最終手段だと思うのです。


子どもたちが自ら気づき勉強すればいいですが
放って置いても100%まず、あり得ません(笑)


周りの大人の言葉掛けが一番大事だと思います。
褒めてあげたり、時には叱ったり、、、、
ただしどの場面でも「無理矢理やらせる」ことはしないように
心がけていきたいと僕は考えています。


たまに「先生!僕がさぼってたら怒ってください!」とかいう
高校生がいます(笑)
そういう生徒は強制的にやらせたりもしますが
最後はやっぱり自らやって欲しいですね。


僕の基本スタンスはいつもそこにあります。
でもそこに甘えてくる生徒には厳しく突き放します。
これからの高2高1生は特に難しい時期に入ってきます。

怒って無理にやらせる前に
うまく話をしてやる気を引き出していきたいですね。

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