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ヨキモノ、強きもの、弱きもの:どうなのだろうか?


カレンダー上の“休み”の日が集中するゴールデンウイークとなったもの。
まさか、の…2年目となったコロナ過によって、
今年もサエない日々を過ごしている。
そんな気分で過ごしていると、テレビからは、
最近、よく聞くSDGs:エスディージーズなどの言葉があった。
(SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALSの略)
持続可能な社会を目指そうというものだったかな?




先進国が、このままで状態を維持してくのは、困難であり。
発展途上国は、先進国との格差も拡がり。
政治的にも経済的にも不安定になる。
これは、戦争やテロの大きな要因。
極端な自然回帰主義者は…、
“テレビやネットを捨てて、人間らしい生活に戻ろうじゃないか…”
など言っているようだけど、幻想もいいところ。
産業革命以降の時代において、
人間性より、生産性が求められるような風潮が生まれ、
自然回帰の機運が望まれるのは、不思議でもなく、理解できる。
しかし、科学的な検証も出来なかった時代において、
科学への無理解や無知識から起きた悲劇や犠牲が、
どれほど多かったのかを考えれば、
あまりにも無理解で傲慢な認識だ。
そもそも、自然の恩恵は素晴らしいけど、
人類は、地面を掘り返して、田畑を耕してこなければ、食べていけなかった。
もちろん生活に必要なものは、食べ物だけに限らない。
人間の生活圏は、自然から勝ち取ってきたもの。
水や電気、ガスなど。
とくに、水は生活に欠かせない。
飲料以外にも、(炊事や洗濯などの)生活用水。
トイレなどでの下水や汚水処理。
それらの水道を供給するのも、下水を処理するのにも、
ポンプを運転させる電力が必要になる。



近年は、家庭の照明も、電球より電力消費量が少なく、
寿命の長いLEDの照明が普及してきた。
企業や家庭での消費電力が少なくなれば、発電される電力量は変らなくても、
社会を維持していける。
生活家電の寿命が長くなれば、消費して、廃棄されるゴミの量も減る。
小売業は、大変だけど、環境への負担は軽くなった。
今後も、電力消費量の少ない電子回路やモーターなどの開発は、
より望まれるだろうし、
効率のいいエンジンや発電装置だって、必要になってくる
農業には詳しくもないけど、環境汚染の少ない農薬や肥料。
収穫量があって、寒冷地でも生育する品種への品種改良。
農薬に頼らない農業などの発展や進歩は、これまで以上に望まれている。

蛇足:
“人”と“口”を併せて、読むと、“人口”となる。
色々と考えさせられる言葉だ。
世界の人口は、増えていくのに、資源は減っていく。
ここでいう資源には、石油やガスのような化石燃料だけでなく。
水や食料も含まれる。
息を吸って、飲んだり食ったりしなければ、生きていけない。
誰にとっても、無縁ではいられない話。
人口という言葉は、資源に喰らいつく人たちの口の数にも感じるのは、
ヒネた大人の偏見かな?

2022年3月4日追記:

gooブログには、1年前、どのような記事をアップしていたのかを、
通知するサービスがある。
この記事にも出てきたSDGsには、
2030年までに達成すべき目標の17項目があり。
その中には…、
「(16項目として)平和と公正をすべての人に」がある。
この追記文を考えているときは、
ロシア軍がウクライナへの侵略行為を行なっている状況にあり。
その難しさを考えさせられてしまう。
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