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捕らぬ狸に化かされそうです!?

仕事もしないで、お金をもらえるのなら、
ボクはハッピーだぁ♪などとも喜んでもいられない。


この“はんぐおーば”では、
最近、“エラい人”という言葉を使い回しているけど。
エラい人というのは、何を考えているのか分からないときもある。
これは社会(政治や経済)のエラい人、
大臣や長官ではなく、
身近なエラい人…、
社長だとか、部長とかにも言えること。
なかには、不届きなことを考えている人
(“エラいこと”をしてくれる人)もいて、困ったものである。
色々な物語によれば…。
大昔のエラい人(殿様や王様など)は、
平民のことなど考えもせず、
領地を私物化して、好き勝手なことをしてきた。
大人しくしていた人たちも、やがて堪忍袋の緒が切れてしまって、
吊るし首にされることも少なくなかったらしい。
エラい人がいなければ、大事なことは決められないけれど、
吊るし首にされたくないとなればと、
妥協点が求められたのかは知らないけど。
法律やら憲法とかには、ゴチャゴチャと記されている。



今から、90年ほど前の1929年。
アメリカで起きた金融恐慌は、世界的な規模のものとなり。
アメリカは、政府主導の公共事業を行うニューディール政策で、
失業者対策を行なった。
欧州の大英帝国やフランスなどでは、
本国と海外植民地、自治領など以外からは、
輸入を抑えるブロック経済を行って、排他的な市場圏を形成する。
この世界恐慌による社会不安などから、
ドイツ、イタリアで、
ナチズムやファシズムが台頭していくことになり。
軍事行動を起こしたり、領土拡大を目指したりして、
第二次世界大戦に突入することになっていく。
今回のコロナショックも、世界的な被害をもたらしている。
現代の事情は、90年前と違う。
第二次世界大戦後、植民地主義は崩壊していき、
自国内に、未開拓の産業や資源がある国など限られている。
これは収束してもノンビリとはできそうにないところ。
(続く)
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