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はんぐおーば

二日酔いを意味する英語の「はんぐおーば(a hangover)」
まあ“酔っ払い”の言うこと。by.NA-094

いまは、平時にあらず…。:言い逃れ、と、時間稼ぎ

2022年10月23日 07時32分01秒 | 深夜考番
(前回の続き⇒)
三谷幸喜の監督、脚本となる映画「記憶にございません!」は、
内閣総理大臣が記憶を失ったことによるコメディではあったけど。
昭和の時代にも、政治家のセンセイが、自らの不祥事での答弁に行き詰まり、
「記憶にございません」と、苦し紛れの言葉を発したことがあり。
この映画は、タイトルからも、それらを皮肉ったものとなる。
政治家が、この言葉を用いるのは、“今更ながらのもの”でしかなく。
2016年にネパールで開かれた(統一教会の)関連団体の、
イベントに参加し、スピーチまで行なったとされる、
山際大志郎経済再生担当大臣が、バカの一つ覚えのごとく

毎日、こんな“使い古された言葉”を使い回していると知れば、
笑えないどころか、背筋が寒くなってくる。
それに、日本には、憲法20条「政教分離」があり。
「いかなる宗教団体も、国から特権を受けてはならない」
「国及びその機関は、いかなる宗教的活動もしてはならない」
大臣が祝電やスピーチ、ビデオメッセージを送ることは、
これに抵触している。
たかが、祝電やスピーチの1つや2つとも思いがちにもなるけど、
政府の関係者という社会的にも重要な要職にある人物であれば、
大変な影響力となる。



宗教とカルトは、似て非なるもの。
今、カルト団体(宗教カルト)と、一般的な宗教団体とが、
同一視されていることは面白くもないと、
他の宗教団体が感じているような言葉が、ある討論番組においてあった。


政権と結びついた宗教団体(宗教カルト)に問題性があれば、
宗教だけの問題では済まされないものがあり。
それは、歴史上、何度もあったこと。
ここからは想像となってしまうけど…。
もともと、反日のカルト団体でもある朝鮮半島の統一教会にとって、
日本での活動に問題があれば、
最後の手段とばかりに、誰彼構わず、スキャンダルを暴露することで、
道連れにしていくという、下策中の下策、にでることも考えられる。
だから…。
問題のあるカルト団体と、自身も所属する政党との関りが、
世間に周知されたような人たちは、立場も微妙なものとなる。
これまで世話になった相手を見限れば、
仲間うちから、“裏切り者”として扱われ、どのような反撃があるかも知れない。
なんとか時間稼ぎをしながら、
“落としどころ”を模索したいのが、本音かも知れない。
この状況が望ましくもなければ、
統一教会(世界平和統一家庭連合)と、その関連団体の話題など、
人々から、遠ざけていくことで、
風化させたいと願う人たちも出てくることにもなる。



もしかしたら、自由民主党(自民党)は、
誕生以来、最大の危機に陥っているのかも知れない。

有権者(国民)としても見過ごせない事案であり、
もし、政権与党として、長年、君臨してきた政党が消えれば、
社会は動揺することにもなり、かなり困った状況になる。
せめて、もうちょっと野党勢力が頼りになれば良かったのだけど、
・・・とも、思ってしまう。

追記:
「俗性の汚(けが)れを捨て、無心となって
この壺(ツボ)を得るのです(買うのです)」
そして…。
「教祖様(まことの、お父さま)に、
すべてを捧げるのです(献金しなさい)」

…とでも言われたら、たぶらかされもするのだろうか?
正直、理解できないし、理解する気にもなれない。


ここ2~3カ月ほど…、
統一教会(世界平和統一家庭連合)に関連した記事をアップしてきたもの。
ほとんどテレビ番組などからの受け売りでしかない。
何故、これまで関心もなかったことを、
自身のブログ上へと、アップしていくのか?
自分でも不思議に思っていたけど、
アップしていくことで、自分の気持ちにも気付いてきた。

その団体と関わってしまえば…、
過度な献金や霊感商法などによって、
家庭や生活が崩壊するまでに至り。
大学などの教育機関が、学生たちへと、
勧誘手法への注意喚起を必要とする団体など、
脅威と恐怖しか感じられない存在でしかなく。
根絶すべき、社会の病巣としか思えない。
(続く⇒)