goo

出来れば、ほどほどに、ね?


先週の話、大学生の友人から・・・。
「ボトル1本のウイスキーを飲んだら、死んでしまう・・・って聞いたんですけど」
「本当ですか?」
こんな質問をされ、ちょっと返答に困ってしまった。
もうだいぶ前の話になってしまうけど、
一時期は、ブームのようになったイッキ飲みのように
”ムチャクチャ”な飲み方をすれば、
急性アルコール中毒による死亡事故へとつながることもある。
そう言えば、”イッキ飲み”・・・と言われても、
ピンとこない世代が、成人式を迎えるようになってから、だいぶ経つ。
”イッキ飲み”とは、言葉通り。
グラスやジョッキの中味を、一気に(一息で)飲み干す行為のこと。
ウイスキーや焼酎などのハードリカーすら、ジョッキ一杯に注いで、
次々と飲み干す(させる)者もいて、
救急車にかつぎ込まれる急性アルコール中毒者も少なくなかった。
当然、アルコール度数が、ウイスキーより、低い酒類であっても、
急性アルコール中毒となることもあり、バカなことはしないに越したことはない。

他人のことを、とかく言える身ではないのだが、”バカ”で”非常識”なことを、
カッコいいことやスゴいことに思える人種と言うのは、存在する。
わざわざバカなことをしなくても、己の愚かさを味わうときなど、いくらでもある。
・・・では、一晩中、チビチビとやりながらも、
2~3本あけてしまうような飲み方なら、大丈夫か?
うーん。
飲める酒量は、各個人ごとに差があるだけに、約束はできない。
相撲取りのように、ゴツい体つきをしている者が、清酒や焼酎を、
一升瓶で2~3本あけてしまったなどと言うことは、よく聞く話。
反対に、ビール一杯も飲めない人がいるというのも、よく聞く話。

追記:
小池一夫のコミック劇画において、バーボンのボトルを強引に飲ませて、
殺害するシーンがあるのを思い出した。
事故死に見せかけた殺害方法だが、科学捜査の進んだ現代においては、
”他殺”だと判明するのは、時間の問題。
・・・でも、物理的(化学的?)に致死量となるアルコール量は、存在するのだろうか?
Wikipediaで、少し調べてみることにした。
(外部リンク「関連するWikipediaの記事」)
なるほど、体重60kgなら、血液量は、体重の1/5、つまり、12kg。
この条件で、急性アルコール中毒で死亡する血中アルコール度数が、
0.4%となるアルコール量を出すなら?
0.4%=(血中アルコール量)÷(12Kg+(血中アルコール量))
この条件式から知りたいのは、アルコール量だから。
(血中アルコール量)=(12Kg+(血中アルコール量))×(4÷1000)
あれ!?
(血中アルコール量)=0.0482Kg(48.2g)
これくらいの量なら、いつも飲んでいる。
・・・と、ここまで考えて失敗に気づいた。
この計算式はアルコール度数100%のエチルアルコールを仮定したものになる。
それに飲用したアルコール飲料は、そのまま血中に溶け込んでしまうわけでもない。
もう少し、色々な科学的なデーターを加えれば、算出することは可能だろうけど。
しかし、面倒臭くなってきた。
今回は、この辺で”おしまい”。




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )