goo

食べない時間のグルメ事情


とくに、お腹が空いているわけでもないが、食べ物のことばかり考えていた。
”今度の食事のときにでも、ステーキとサラダをガッツリと食いたい。”
”それに冷えたビールをグイッといければ、かなり満足できそうだ。”
・・・でも、今日は、どこにも寄らずに、家に帰って寝る!
そこで、一旦、思考を打ち切るのだが、少しすると、
インドカレーかカツカレーにするかなと考え始める。
タンドリーで焼いたナンは、そのまま味わっても美味い。
それを、辛みの効いたキーマカレーと一緒に味わい。
その後、ラッシーやチャイを楽しむのも悪くない。
しかし、美味いカツカレーもボリュームでは劣らない。
レトロな時代の洋食屋の味わいを思わせるカレーライスに
上手くマッチングさせたカツに、ざく切りにしたキャベツを盛ったカツカレーは、
じつに美味い。
店によっては、キャベツのおかわりを頼めるところもあり、その食感も悪くない。
この思考も、また打ち切るのだが、今度は、ビールにするか、
ハイボールにするかで考え出してしまう。
たっぷりと氷を入れたジョッキに好みのウイスキーを、
ソーダーで割ったハイボールは、爽快なノドごしがある。
ビールなら、味わいのあるエールビールもいいかな。
バスペールエールの味わいに酔って、
ヒースロー空港(ロンドン)に置いてきぼりになったこともあるけど、ね。
・・・でも、この日は、どこにも寄らず帰る。
今度、ハデに散財しないように気をつけないといけないかな?






コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

ドライ残暑(どらいざんしょ)。


ノドが渇いていた。
職場での日常としては、少し珍しい状況だった。
普段、ノドが渇きを覚えるより前に、休憩時間に恵まれ、
飲料を飲めることが多いからだ。
それでも、休憩時間の度に、飲料を購入していれば、少額でも負担になってくる。
そこで、常識的な範囲でのガマンはしているつもりでも、
渇きを意識するような状況に陥ることは、あまりない。



次の休憩時間まで待ってから、職場近くの自動販売機まで行く。
どれにしようか?
”これ”が飲みたいというものは思い浮かばない。
仕事でなければ、ビールでも買っていたかも知れない。




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ありふれた日常の小さな葛藤


ガスバーナーであぶられたように、熱を持った道路が、ギラギラと照り返している。
日差しが強い。
外へ出るのを、躊躇してしまうほど。
氷を入れた冷たいレモンティーでも飲みながら、
冷房の効いた部屋で、テレビでも見ていようかな・・・。
ほんの少し、現実逃避気味となった。
残念ながら、そうも言っていられない。

部屋を出るとき、廊下につもったホコリが気になった。
「明日は、少し早起きして、掃除機でもかけるかな」とは思うけど、
これまでに実施したことは、ほとんどない。
そのため、休日は、掃除と洗濯とで、多くの時間が奪われてしまう。

玄関には、収集日を逃したゴミ袋と古雑誌が、だいぶ溜まってきた。
今度、出し忘れると、玄関前にくるたびにメゲることになりそうだ。

扉を開けると、湿度と熱をもった空気が押し寄せてくる。
着替えたばかりのシャツに、汗がにじんでくる感覚がある。
職場近くのコンビニで売られているであろうレタスサンドと
冷えた缶コーヒーを思い浮かべてから、家を出ることにした。
これでレタスサンドが売り切れていて、
冷えていない缶コーヒーしか売っていないと・・・。
ふてくされた気分になりそうである。




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )