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何か胡散臭い話:どん♪どん♪どん♪、〇んきー♪、どん・き・〇―て♪


今月から発足になった消費者庁。
欠陥商品や悪質な契約を結んだ消費者の窓口となる機関のようだ。
それで思い出したことがある。

数年前、ペンギンのマークの大型ディスカウントストアで、
買い物を終え帰るときに呼び止められた。
「当店で、お買い物をされた方を対象にサービスキャンペーンで
クジを引かせていただいています」
出入り口に設置されたテーブルの上には、大きな箱があり、
壁には景品と思われる商品のポスターが貼ってあった。
それなりの景品を貰えるとなれば、断る理由もなく、やってみた。
「おめでとうございます。2等です」
それは“スゴい”・・・でも、何が当たったのだろうか?
「各種サービスを受けることが出来る。チューナーです」
「ただし、サービスの配信を受けるには、
配信している配給会社に登録していただくことになります」
ケーブルテレビもどきの情報配信サービスに興味はあったが、
強い魅力は感じなかった。
・・・どうも煩わしくなった。
景品の受け取りを断ることにした。

帰り道に”ふっ”と気付いた。
「最初から、2等しかなかったのかも知れない」
「景品」などではなく、サービス契約を結ぶための方便(口上)。
つまり、勧誘行為。

古くからあるパターンだが、
帰り道で気付くとは、少し間の抜けた話だった。
それにしても、
「お買い物していただいた方へのサービスです」などとは、
随分、非良心的。
もし”無料(タダ)”だと思って、契約を結んだ人間がいたら、
ディスカウントストアは、どう対処するのだろうか?

・・・そう思っていたら、いつの間にか見なくなっていた。
勧誘行為は、非良心的であったが、配信内容やサービスは、
充実したもののように思えた。
出来れば、「悪質なモノ」ではなかったと願いたい。
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