戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

さんそう

2009年10月14日 | 想うこと

『三年生を送る会』が、12日に催されました。

三年生といいましても、中学野球部三年生に限定されますが・・・。

昼間、学校のグランドで、親子対決をしました。

イニングは4回だけですが、それ以上は私たちの身体が持ちませんから、親父軍団と彼らの野球の試合が行われました。

子供たちは、といって中学三年ですから、まともに闘っては勝てるわけもありません。

そのため、キャッチャーが捕れれば全てストライクとなる、もしくは、こちらには三振がない、などの、たくさんハンディーをもらいましたが、負けました。

当然です。

もっとも、相手はこちらを舐めきっていますので、守備も内野しかいなく、まともな試合にはなりませんでしたけど・・・。

それでも一時間ほど楽しい時間を過ごすことができました。

個人的には、短い距離なら全力で走れましたし、まだまだ身体が動くな、と確認できたのが嬉しかったです。

さて、夜は会場を移り、パーティーとなりました。

色々な余興があり、下級生からの言葉や、先生、コーチの感動的なスピーチもあり、三年生の感謝の言葉も続き、笑いあり、涙ありの素敵な会となりました。

その中で、一番印象的だったのが、コーチのスピーチの時なのですが・・・

ある意味、今年のチームが東海大会まで勝ち進めたのも、コーチのお陰だと言えますが、その部員たちから愛されたコーチのスピーチの間、私たちのテーブルではクスクス笑いが絶えませんでした。

本来なら、感動的なスピーチなのですから、実際感動的なスピーチだったですけれど、しんみり聴き入っていて当然なのですが、みなさん、声を上げないよう気をつけながら笑っていたのです。

というのも、私たちのテーブルに、一人涙もろいお父さんがいまして、若くて、部員たちから兄貴のように慕われているお父さんなのですが、その方があまりに声を上げて泣かれるものですので、私たちは可笑しくてしかたなかったのです。

その方は、タオルを顔に押し付けて、オイオイと泣かれたのです。

以前にも、大泣きしたのを見たことがありますが、声を上げて泣かれるのは初めてでした。

輪をかけて可笑しかったのは、隣の席で、その方の弟さんが、「兄ちゃん、ここは思いっきり泣きな!」、とばかり、彼の背中を叩いていたのです。

まさしく兄弟愛です。

その背中を叩く音が会場に響き、全員の注目するところとなりました。

笑ってしまいましたが、実はとても心温まるシーンだったのです。

いま思い出しても、可笑しいんだけれど、本当に良かったな~といえます。

それが象徴するような、素晴らしく感動的な、『三年生を送る会』となりました。

子供たちとともに、親たちも、いつまでも記憶に残るだろう感動的な会になりました。

用意してくださった方々、どうもありがとうございました。

 


いっか

2009年10月08日 | 想うこと

明日から、秋の高山祭りです。

台風が心配されましたが、幸いにも、被害が出ることなく過ぎてくれまして、祭りも無事に行われます。

小・中学校はお休みになりました。

駅前の土産物屋さんも、昨日の段階では、今日はお休みするということでしたが、さほど風も吹かなく、昼から営業されました。

ただし、キャンセルされた旅行者は多く、街は疎らな感じでしたが。

さて明日は、台風一過、抜けるような晴天の元、と思いきや、予報では小雨が降るかもしれないようです。

そういう天気が一番困ってしまいます。

屋台を出していいのかどうか、やきもきしながら待機しなければなりません。

いっそのこと、朝から降ってくれれば、と思ったりもします。

降るなら降る、晴れるなら晴れる、とはっきりしてくれ、といったところです。

お天道様に文句をいっても始まりませんが・・・

どうなんでしょう。

二日間とも無事に執り行われるでしょうか?


りお

2009年10月04日 | 想うこと

「リオ、で、じゃねいろ!」

リオ、でないと言っているのに、リオデジャネイロになりました。

2016年のオリンピック開催地です。

まあ、五輪が示す五大陸で、唯一南アメリカで開催されていませんから、ブラジルでいいのですが。

プレゼンテーションも、日本は割と良かったと思いますが、何より必死さが欠けていたでしょう。

アメリカ、オバマ大統領の、のんびりした演説が象徴するように、どこも何が何でもと招致したいという気迫が足りませんでした。

ブラジルは別ですよ・・・。

いいんです。ブラジルで。

深夜にテレビを見ていた、という人が多いですが、最近になって興味を持ったのだろう、という感じです。

それに・・・日本でやるなら、東京でなくていいでしょう。

名古屋でも、名古屋は20数年前招致を目指しましたが、大阪でも、九州でも、東京以外で開催してもらいたいものです。

おっと、名古屋は、万博を開催しましたっけ・・・。

立派に国際都市ですよ、名古屋は。


たいふう

2009年10月02日 | 想うこと

雨です。

台風の影響でしょうか、二つもあるそうで、雨が降り続いています。

明日の昼からは止むそうですが、まだわかりません。

この調子だと、秋の高山祭りの頃には台風も去ってしまい、秋晴れの元に祭りが執り行われるかもしれません。

ところで、立浪和義選手が、引退しました。

ミスタードラゴンズです。

「センスのかたまり」

これは、星野元監督が、立浪をドラフトで一位指名したときの理由です。

センスで選手を取るなんて、なんか中途半端な感じがしましたが、その後の活躍を見て、星野さんの見識の深さに感心したものです。

立浪選手は、高校生ルーキーで開幕戦いきなり先発でした。

二塁打も打ち、非凡なところを見せましたが、ルーキーイヤーにベストナインに選ばれたのには驚きました。

高校を卒業していきなりですから、いかに立浪選手のセンスが優れていたかということです。

もっとも、センスの良い奴はえてして伸びないものですが・・・

センスがあって努力したから、活躍できたというわけです。

やっぱり努力です。

そして集中力。

ある人の話ですと、立浪選手は抜くところは抜いたそうです、そして、ここぞというときの集中力は素晴らしかったということです。

これは練習の時の話ですが。

さて、引退して、ドラゴンズから出て、5年くらい外から野球を見てほしいと思います。

そして、ドラゴンズの監督として戻ってきてほしいものです。

二軍監督からでも良いですが。

今以上の黄金期を作ってもらいたいものです。

とりあえず、立浪選手、お疲れ様でした。