戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

あいのはんたい

2009年10月24日 | 想うこと

私は、子供の頃から、先生にはなれない、と自覚していました。

人を育てるなど、とてもできるものではない、と分かっていたからです。

親になることは別ですよ。

高校生の頃、クラスで何名かが教員志望だというのを知り、正直、お前が? というのもいたりして、よくそれだけ自信があるものだと感心したりしました。

教員とは、多数の子供たちを育てるものですからね、教育するものですから、教育者としての自覚がなければいけないでしょう。

ところが・・・

最近の先生は、講義は巧いかもしれませんが、まずなにより、子供たちを見ていない人が多いです。

子供の反応を見ていない、のです。

ひょっとすると関心がないのかも、と思われてしまいます。

子供に関心がないのに教師になるなどありえないと思えますが、どうもおかしい、と思われる教師もいます。

ただ教科を教えるだけ、まあ、高校生相手ならそれでもいいかもしれませんが。

ですが、小学生相手だと問題あるでしょう。

子供たち一人一人を正面から見て、相手してほしいと思うのですが、無理なのでしょうか・・・。

学級崩壊にいたるのも、ある意味、先生が子供たちに無関心になっているから、というのもあるでしょう。