私は、子供の頃から、先生にはなれない、と自覚していました。
人を育てるなど、とてもできるものではない、と分かっていたからです。
親になることは別ですよ。
高校生の頃、クラスで何名かが教員志望だというのを知り、正直、お前が? というのもいたりして、よくそれだけ自信があるものだと感心したりしました。
教員とは、多数の子供たちを育てるものですからね、教育するものですから、教育者としての自覚がなければいけないでしょう。
ところが・・・
最近の先生は、講義は巧いかもしれませんが、まずなにより、子供たちを見ていない人が多いです。
子供の反応を見ていない、のです。
ひょっとすると関心がないのかも、と思われてしまいます。
子供に関心がないのに教師になるなどありえないと思えますが、どうもおかしい、と思われる教師もいます。
ただ教科を教えるだけ、まあ、高校生相手ならそれでもいいかもしれませんが。
ですが、小学生相手だと問題あるでしょう。
子供たち一人一人を正面から見て、相手してほしいと思うのですが、無理なのでしょうか・・・。
学級崩壊にいたるのも、ある意味、先生が子供たちに無関心になっているから、というのもあるでしょう。